ストレイテナーが約3年ぶりとなるフルアルバムを発売しました。
その中から『冬の太陽』のMVをご覧あれ。
世界で一番カッコイイと僕は思ってるストレイテナー。
本当にアルバム楽しみにしてました。
早速感想をば。
タイトル『Behind The Scene』ということで、僕はこれをテナーなりの”裏側”だと解釈します。
明るい世界には闇がある、暗い世界には光がある。
表裏一体ってやつ。
1曲目から疾走感あふれるキラーチューン。
そこから『The World Record』『冬の太陽』というエモく変態的な流れ。
ホリエさんお得意の英詩のリズムとメロディがマッチする。
僕が好きなのは『冬の太陽』でしてね。
テナーらしいといえばらしいのですが、暗い世界に降り注がれる光の眩しさたるや。
勇者が伝説の剣をかざす、みたいな感じ(笑)
救いだしてくれる感覚がものすごくあるんですよ。
テナーは神にでもなったのか!!!
いやいや、人間です。
『彩雲』はアコギが爽やかなナンバー。
日常を写真で切り取ったような歌詞が色鮮やか。
『放物線』という曲の中では「夢オチ」やら「整合性」「机上のイデオロギー」など。
珍しい言葉が並ぶのも新鮮でした。
優しい鍵盤で物語る日々に、人に感謝するようなちょっぴり寂しくもある曲。
少しイントロにアレンジを効かせた『Super Magical Illusion』はやっぱり恐ろしくかっこいい。
「2つの曲を1つにした」とテレビでホリエさんが言ったのを思い出しました。
この曲の一部が発売前に公開されてからというものの「本当にテナーなのか?」という疑問さえ浮かびました。
テナーがマジカル!
まさにその通り。
なんとなくいつものよりキー高めな感じもしますけど、それもまた新しい扉を開けたということで。
続く『Breaking Ground』はガラリと雰囲気を変えてシックな仕上がりに。
言葉遊びのように思える歌詞だってテナーにかかればゴリゴリのロックンロール。
少し怪しげな雰囲気を残しつつ軽快なサウンドが特徴的な『Yeti』へ運び、間髪いれず『Wonderfornia』へと続く。
見事と言うしかないです、これは本当に(笑)
曲同士のぶつかり合いなんて一切ないですし、パッパッと次の曲の世界へ移り変わっていく。
ここで言う「不思議の国」と「駅のホーム」は対のようだと思ってました。
うーん、明暗説を強く言いたいです(笑)
割と現実的でアグレッシブな言葉をチョイスするって思ってたので、この曲みたいなフワフワしたポップな曲がテナーから生まれるのはびっくり。
『A Man On The Moon』だってキラキラした絵本のような曲。
ラブソングとか恋愛系は『シンクロ』のような率直なものしか浮かばないので。
英詩なのがまたダサくなくていいですね(笑)
日本語だったら照れくさくなるかもですし・・・。
『翌る日のピエロ』はナノムゲンコンピに収録されていた曲だったので今回この8枚目のアルバムの仲間入りするのは意外でした。
歌詞すごい好きなんですよね。
「もういいかい?まだだよ さよなら子供達よ」
何を比喩に歌ってるのかとても気になるところです。
最初のほうから段々と暗⇒明に変わっていく光景がまた巧み。
ラストを飾るのは『78-0』です。
これだけ独立してるようにしか思えないのは僕だけでしょか?
ひとつだけとても冷たく、何の感情も無いように思えます。
色で言うなら青。
でもですね、バラバラに聞くときっとすごく浮くんだと思うんですよ。
この曲順だから違和感無くすっと入って来るんだと考えます。
タイトルの意味もわかりませんし、宇宙のような孤独感がまた興味をそそります。
つまるとこ、この曲好きです(笑)
かっけーです、本当。
本当、魔法にかかったように驚かされてばかりです。
3年前に発売されたのは確か『STRAIGHTENER』でしたっけ。
全然アプローチも違います。
1曲1曲が繋ぎあっているよう。
いやぁ・・・うまいです。
音楽の探究家とか言われますけど、ちょっとかけ離れましたね。
科学者的な部分が入ってきましたね。
化学反応を楽しんでみるとか。
そういう好奇心。
このアルバムを引っさげたライブ、楽しみにしていてください。
見事に私はチケット取れませんでしたけどね・・・。
フェスなども期待していてくだせえ。
そして、アルバムぜひぜひ聞いてみてください。
end