ストレイテナーの去年全国47都道府県を周ったツアーを収録したDVDが発売された。

もちろん僕も新木場で彼らを見に行った。

ベストアルバム『21st CENTURY ROCK BAND』をリリースし、デビュー10年という節目を迎えた彼らがファンへの感謝を歌いに各地を周った。

僕は彼らが日本一かっこいいバンドだと胸を張って言える。
知らない人にでも「あなたの心に突き刺さる曲が必ずある」と勧めることもできる。

なぜできるか。

一度でもストレイテナーのライブに行ったことある人なら恐らく分かってくれるだろうと思う。
だけれどその答えがこのDVDにあった。

各地で自分が見たものをカメラで捉える。
観光地、メンバーの素顔、リハーサル、そしてファンの笑顔。

自分らの曲が誰かの曲になって、どんどん広がり全国の人、いや全世界の人の曲になった。
彼らでなくてもそれは嬉しく、感謝に溢れること。
だが感謝の音で「音返し」できるのは彼ら自身しかいない。

高いクオリティを維持しつつおよそ50公演ものライブ本数をこなすなんて容易にはできない。
その原動力はファンの支えが確実にあったから。

DVDにも収められている『A LONG WAY TO NOWHERE』の直前。
「俺たちが道を切り開いて行きます」
というホリエの言葉、そして曲のイントロ。
彼らと出会った瞬間、アルバムを買った瞬間、初めてのライブなどがフラッシュバックした。

いつも彼らといた。
いつも彼らが背中を押していた。
いつも彼らが切り開いた世界に飲み込まれた。

四人にしかできない音がある。
どのバンドにだってそうだ。

だが彼らには背負う物とキャリア、歩んできた道がある。
何事も経験してテクニックとサウンドにつぎ込み、止まることのない鋭利さを研ぎ澄まして進む。

本当にストレイテナーが大好きで。
彼らと出会えて良かった。
どんな時でもまだまだ何十年、何百年も一緒にいたい。
最高の仲間でいたい。

今年は攻めて行こう。
ありのままを全部吐き出して行こう。


end