ほいよ、ごきげんようさん。
10年近く前になってしまった。
僕が夜にラジカセいじってラジオ番組をニコニコしながら聞いてた。
機器は違えど今でも僕はいくつかラジオ番組を聞いてる。
当時聞いてたのはカウントダウン形式の番組で、時々ニューカマーのバンドを呼んで話を聞いたりしてた。
名前を挙げれば今では知ってる人も多くいるようなバンドさんもいました。
中学、ラッシュに巻き込まれながら揺られていた電車内。
大学生くらいの女の人がiPodを片手に音楽を聞いてた。
画面をちらっと見ると聞いたことも見たこともないアーティストが並んでた。
分かるとすれば当時はサカナクションくらいだったかも。
普通ならどうでもいいと思えるかもしれないけど、僕はその人に憧れた。
「僕の知らない音楽を知ってるんだ。」
ってな感じで。
新しい曲、新しいバンドを見つけるたびに僕はドキドキしてた。
「なんて名前なんだろう?」
「どこで見れるんだろう?」
「他にどんな曲を鳴らすのだろう?」
ひたすらそんなことを本屋やテレビ、ラジオ、電車内の他人からの音漏れを聞きながらでも考えてた。
近年、それが自分でも分かるほど薄れていた。
おかしなことに“慣れ”ってのが起きたのかもしれない。
好きな人と待ち合わせて、手をつないで、キスをする。
もう待ち合わせ以前に心臓が爆発するほどドキドキするものじゃないか。
(「普通」って言わないのはこれが僕の場合だからね。)
ただ見に行く。
ただ聞きに行く。
そんな単純作業だった部分があった。
語弊を招く言い方かと思うけど、人それぞれ聞き方とかスタイルはさまざまで良いんだよ。
僕には僕のスタイルがある。
ラジオのチャンネル合わせる瞬間がどれほど楽しかったかっていうのを忘れちゃいけないって思った。
その瞬間ごとを覚えておきたいんだね。
その電車内で見かけた女性が今の僕であるように願うなあ。
僕のキッカケで好きな音楽が増えて、興奮を与えられたならそれはすごくうれしい。
昨日も言ったように2月は楽しみが多い。
新譜の発売にすら緊張していた自分が今日いたから一応書き留めておこうと思ってね。
少しずつ思い出せてる。
日常にドキドキ、ワクワクとかいう刺激は本当必要だね。
そこが自分の在り処ですわ。
また明日から新しい一週間。
ドキワクしましょうか。
end