7回目は中央区銀座5-9、あづま通り

寿会組員の二宮(桑原大輔)が敵対する花井興業にカチコミするシーン。
銀座のど真ん中で撮影されてます




現在の銀座
バイクの後ろに写ってるのは地下鉄銀座駅の入口

銃を構える二宮の後ろに写ってる銀座のシンボル的存在の和光の時計台も変わらず現存してます

花井興業の隣にあったカメラのカツミ堂も
看板こそ変わりましたが現在もあります。

あづま通り 呉服屋ゑり菊が変わらずあります


6回目は聖路加国際病院

銃撃された寿会の組長勝田(佐藤慶)が入院していた病院です。

現在の聖路加国際病院

築地駅ほど近くにある聖路加国際病院。
地下鉄サリン事件の時は多くの被害者が運び込まれました。
映画ではエントランス前にタクシーが止まってますが、現在は庭が拡張されて車が入ってこられなくなってます。

5回目は渋谷区松濤1-22

鳴海(松田優作)が舎弟の文太(阿藤海)とゴキブリ商事なる貸金の取立て(銀座のホステスに借金して返さない連中の取立て代行)を立ち上げ、軽トラに乗って取立てをするシーン。映画の中で「渋谷区松濤1-22の山口モモオさん」と拡声器で松田優作が言ってますが全く同じ場所で撮影されてます。

現在の松濤

都内でも屈指の高級住所宅街と言われる松濤1丁目。軽トラの隣の家の正方形のポストが当時と変わらず残ってたりします

4回目は港区六本木3-8-6

スナックバー夕子のシーンです。客引きのホステスに乗せられ店に入った鳴海(松田優作)はぼったくり価格を請求されるも偶然5年前殺害した頭山会会長の娘照子(竹田かおり)が働いていて難を逃れます。

映画では築地5-6や5-7のダミーの住所看板が貼られてますが撮影されたのは六本木です。



現在の六本木


建物自体は現存し、石の階段が当時のまま残ってますが、スナックバー夕子も隣にあったカンデラリアというアルゼンチン料理店も既になく、スタジオに変わってます。
3回目は波除稲荷神社

鳴海(松田優作)が立ちしょんした後、築地界隈に歩いていくシーン


現在の波除神社


波除稲荷神社は築地場外近くにある創建350年を迎えた神社です。
境内には赤と黒の獅子頭が鎮座。築地だけに魚介類を供養するすし塚、海老塚、鮟鱇塚、玉子塚があったりします