SCANDALが好きっ! | 百花斉放

百花斉放

道楽おさーん、日々つれづれなるままにコレを記すなり。

 SCANDALにすっかりハマってしまった。すっかりヘビロテ。
 SCANDALってのはスクールガールスタイルで歌う4ピースのガールズバンド。ちょっと前に映画『豆富小僧』のタイトルソング『ハルカ』を担当して、コレのCMがずいぶん流れたから記憶のある方もおられるでしょー。
 存在自体はかなり前から知ってたけど、アイドルともックともどっちつかずっぽくて、ハンパくさい気がしてそんなにきょーみ引かれなかったんだけど、『ハルカ』で「お、コレけっこいーじゃん」見たいになって聞くよーに。でもってドはまりこきますた。
 メンバーはハルナ(Gu,Vo)、マミ(Gu,Vo)、トモミ(Ba,Vo)、リナ(Dr,Vo)の四人。キーボードレスなんで、サウンドはかなりマッシヴでストレートにロック。
 四人とも歌うけど、メインは基本的にセンターでもあるハルナ。彼女はハスキーっぽい太い声質で、ぶっちゃけるとドスの効いた、ガールズロックのボーカルとしては鉄板の声の持ち主。よってSCANDALって基本的にはけっこー直球の(そして本格的な)ロックテイストなのね。
 ところがSCANDALをSCANDALたらしめているのはハルナよりむしろトモミでありまして、彼女はハイトーンな上に、舌っ足らずで甘えた声、よーするにアニメ声の持ち主なのでつ。そんななんで、彼女が歌いだすととたんにロックからポップにぶれる。詩もアレンジもそのままでポップにしちゃえる。このぶれ幅こそがSCANDALだけが持つ武器。
 もちろん、両極端のカラーもってるってのは両刃の剣で、失敗するとロックにもポップにもなり損ねてハンパになっちゃってるナンバーも無くはないんだけど、やつがれはロックもポップも大好きなんでうはうはなのですヨ。
 んで、コも肝心なんですが、四人が四人ともすぶる美形で、しかもタイプがバランス取れてるんだナ。
 ハルナはキレイつーよか、カワイイつーよか、カッコイイってタイプで、ちょっぴりキツ目のツッパリ少女風と声質とドンピシャのルックス。でも、前歯がデカいもんで口を開けるととたんに小動物っぽい雰囲気の愛らしさが出ちゃってそのギャップがたまらない。
 マミはハッキリした顔立ちにちょっぴりタレ目のアイドル顔で、四人の中ではいっとー女っぽいんだけど、ナゼか一人称が「ボク」とかネラい過ぎちゃいまっか?て思っちゃうくらい。
 トモミはアニメ声と裏腹に和風ジミ系の顔立ちで、パッと見は優等生風。でもアニメ声っつーこれまたデキ過ぎなくらいのギャップキャラ。
 リナはガールズバンドでいっとー美形なのはキーボードかドラムスってセオリーに忠実に、整った顔立ちにエクボが魅力の正統派美少女ときたもんだ。
 もーさ、なんのマンガですか?くらいにキャラの配置ができてる。完全無欠といっていいんじゃない?こんだけの粒ぞろいがオーディションとかでなく自然と集まったってェのがなによりビックリですよ。