What's done is done | アメリカ留学物語

アメリカ留学物語

アメリカ留学をしていました。現在東京に在住。英会話のことを書きます

● What's done is done.

     (済んだことは仕方がない)

 

  仕方がない 

  という日本語はいろんな場面で使えますので

  英語としても いろいろ言い方があります

 

  もう済んでしまったこと、過去になったことなので

  今さら仕方がないことだ

  という場面だとしたら、

   What was done (起こったこと) is done (済んだこと)

   会話だとwasが省略されて What's done となり、

 

   What's done is done.  (起こってしまったことは済んだことだ)

  

   決まり文句のように使われます

   今からだと変えようがない という意味です 

       (It's too late to change it now)

 

   このほか、何かに対応したいのですが、なすすべがない

   仕方がないことだ という場面では

 

   There is nothing to do about it. (しようのないことだ)

   

   あるいは、

       We have no choice.  (選択しようがない)

 

   We can't help it. (避けようがない)

 

   のように言われるのが多いと思います

 

       もう少し場面が変わって、未来のことについて

   そうなるものなら、仕方がないよ、なるようになるしかないよ

   もともと そういうことなら そうなるのでしょう

   という感じを出したいとしたら

 

   If it's meant to be, it will be.  (そうなるものは、そうなるだろう)

 

   というのも、よく耳にする表現です

    

   Let it go.  (なるようにまかせよう)

   Let it be. (なるようにしよう)

 

   これらも、日本語でいう「仕方ないな」という表現に近いかもしれません

 

   今日は、「仕方がない」の表現を教えてほしいという読者からのリクエストに答えて、

   書いてみましたが・・・

   

   英語だと、日本語の感覚をすべてきちんと表現できるのか?

   ニュアンスの違いを微妙に表現することは無理だろう?

 

   こういう質問を受けることもあります

   確かに、日本語の一言一句をそのまま英語にすることは難しい場面もあり

   むしろ多くはそうかもしれません

 

   ただ、微妙なニュアンスを伝えたい場面の英語表現はあるものです

   その英語の直訳の日本語を日本人は使わないことも多いですが・・・

 

   日本語の感覚を表せるような

   微妙に違う英語表現を味わうのも 

   言語の探検をする者にとっては、楽しいものです

 

   Great day!