ぼくが担当してる利用者さんで。
お一人、淡白な方がいてね。
僕のばあちゃんなんだけどさ。
(笑)
そのばあちゃんのケアプランを
作って。
新しく、訪問リハを位置付けよ
うとしたんだけど。
ばあちゃんに拒否されてね。
「余計なことせんでいい」
とまあ、こんな感じ。
(笑)
僕なりに一生懸命考えて作った
プランだったから。
ちょっとショックでね。
いや、だいぶショックでね。
(笑)
そのことをさ。
妻に話したことがあったの。
そのときに、少し感情も入って
しまってね。
愚痴っぽくなってしまって。
でもまあ、そんな風に感情的に
なってしまう、ってことは。
ぼくが見返りを求めてたからだ
よね。
心のどこかにさ。
「これだけやったんだから喜ば
れて当然でしょう」って。
そんな思いがあったから。
拒否されたときに、怒りの感情
が出てしまったんだと思う。
見返りを求めない愛って難しい
ね、って。
そんな話を、妻にしたことがあ
ったの。
そしたら昨日、妻から相談を持
ちかけられてね。
さいきん。
娘にすぐ怒ってしまう、と。
ついつい言いすぎてしまう、と。
その時に、ぼくが話したことを
思い出したらしいんだ。
「見返りを求めない愛」の話。
だから。
自分もそういう風に考えられる
ようになりたいから。
幸福の科学の本を読みたい、って。
何かお勧めの本はないかな、って。
そう言うの。
うれしいね。
真理を学ぼうと思ってくれたこ
とも嬉しかったし。
そう思ったきっかけが、ぼくが
話したことだったってことも、
嬉しかった。
ちゃんと、正しい道に精進でき
てるのかな、って。
少しだけ自信を持てたよ。
と同時に。
身が引き締まる思いもあって。
一言の重みを感じたというか。
こんな些細な会話から、伝道に
つながることもあるのなら。
もっと一言ひとことを大事にし
なきゃな、って。
そう感じたよ。
些細な会話の中に、真理を織り
交ぜることができるように。
今まで以上に真理を学んでいき
たいと思う。
これからは、妻と一緒にさ。
より一層、光を強めていくよ。
それじゃ、またね。
Shu