デイから居宅に異動してさ。

 

それと同時に、デイの責任者が

ぼくから兄に代わってね。

 

さいきん、兄の変化を感じるの。

 

なんかイキイキしてるんだよね。

 

以前は、あんまりやる気を感じ

ないというか。

 

受け身というか。

 

そんな感じだったけど。

 

さいきんは真逆だね。

 

やる気バリバリ能動的。

 

(笑)

 

まるで別人のようだよ。

 

この兄の変化にはさ。

 

どう考えても僕が関係してると

思うんだよね。

 

一緒に働いてるときは、どうし

たらもっと積極的に動いてくれ

るだろうか、って。

 

大きな悩みの1つでね。

 

両親とも何度も話し合ったんだ。

 

結果からみると。

 

答えは単純だったみたい。

 

(笑)

 

ぼくのポジションを兄に譲れば

よかったんだ。

 

僕が兄の成長の芽をつぶしてた。

 

なんでもかんでも1人でやって。

 

取り仕切って。

 

兄の出る幕を僕が全部奪ってた。

 

兄がやらないから、って言いな

がらさ。

 

深層心理としては、きっと自分

が目立ちたいって気持ちがあっ

たんだと思う。

 

兄の成長を望んでる僕自身が。

 

兄の成長の頭打ちになってたな

んて。

 

なんだかな、って感じだね。

 

上がいつまでもそのポジション

に居座ると。

 

下は成長できない。

 

大きな学びになったよ。

 

その時が来たのなら。

 

変化を恐れず一段上がろう。

 

流れのない川が淀むように。

 

人事の流れのない会社に発展は

ない。

 

そんな気がする。

 

発展と調和のバランスをとりな

がら。

 

発展に注力すべきタイミングを

見逃さず。

 

後進を育てていきたいと思う。

 

もちろん、自分も全力で成長し

ながらね。

 

それじゃ、また。

 

Shu