こんにちは!

NYフードエキスパート、明比 玲子です。

 

 

 

こちらは、まだクリスマスイブです。

今日は早朝に、5番街にクリスマスデコレーション

をゆっくり見に行ってきました。

 

 

 

以前にもお話ししたことがあると思いますが、

ニューヨーカーは12月に5番街を歩くのを避けます。

もちろん好きな人もいるでしょうから、全員とは

言いません。

 

 

でも、ツーリストがほとんどで、急いでいる時など、

全く歩けないのです。

 

 

 

ということで、早朝にクリスマスデコレーションを

見に行ったわけです。

 

 

 

5番街の57丁目には、Bergdorf Goodman

(バーグドルフ グッドマン)という高級デパー、

BVLGARI、Tiffanyで始まり、49丁目と50丁目の

間には、ロックフェラセンターのツリーが

あります。

 

 

 

 

いやー、こんなに人がいなくって自分の思い通りに

歩ける5番街なんて見たことがない!爽快でしたよ。

 

 

そして、思ったこと。

 

 

57丁目と5番街の角に立った時、あまりにその場所が

明るい!

 

 

それは、この一帯が警察官に囲まれていて、厳重な

セキュリティーが敷かれているからです。

 

 

1ブロックに最低2人の警官、ブロックによっては

5人ぐらいいるかも。だから朝4時でも、とっても

安全。

 

 

 

ここから半ブロック下がるとトランプタワー入り口

があるため、Tiffanyは、5番街側の入り口が閉鎖されて、

57丁目側の入り口も全員が荷物検査だとか。

 

 

 

先日もNYタイムス紙に、トランプタワー近辺の

お店は警備のため、商売上がったりだという

記事がありました。当然でしょう。

 

 

 

しかも、この写真を見ていただいたらわかると

思いますが、ずーっとバリケードが張り巡らされて

います。

 

 

 

そして、普通のバリケードだけでなく、セメント

バリケードと言われるセメントでできた重い

バリケードも所によっては張り巡らされています。

 

 

 

後者はおそらく、トラック突入防止でしょう。

 

 

 

5番街を下り、ロックフェラーセンターの

ツリーにたどり着くまで、ずーっとバリケードが

ありました。

 

 

これは、バリケードの一番端から撮影しました。

 

 

そして、ツリーの近辺も全てバリケードで入れ

ませんでした。昔は、かなりツリーの近くまで

行けたのですが、とても残念でした。

 

 

今日は、昼間にもまたこのエリアに行く用事が

あり、昼間に行ってみて、またびっくり。

 

 

 

49丁目、50丁目は車線が1レーンになって

いたこと。

 

 

 

 

信号待ちになると、警官がテープを持って

人を止めてしまうこと。こんなの見たこと

なく、目が点になりました。

 

 

 

 

 

 

全てはテロ防止のため。運の悪いことに、

次期大統領のトランプが5番街に住んでいて、

テロから守らなくてはならない。

 

 

 

でも、あまりの5番街の変わり果てた景色を見て、

とても悲しくなりました。

 

 

 

あー、昔はもっと自由だった。こんな警備なんて

なかったのに。。。

 

 

 

もうおそらく、昔のような警備のない自由な

生活というのは二度とやってこないのかも

しれません。

 

 

 

そう思うと、いかに平和というのが大事なことか。

物事は失って初めて大切さがわかるというのは、

このことだなぁ〜とつくづく思った日でした。

 

 

家に帰ってからは、クリスマス用のお菓子を作り、

人に配ったりして忙しい1日でした。

 

 

 

 

 

明日は、ゆっくりとクリスマスです。

 

 

 

それでは、また!