FEELIN’ STRONGER EVERY DAY  Only the beginning -793ページ目

2つの「カム・フライ・ウィズ・ミー」

ハッピーフライト


映画「ハッピーフライト」、皆様ご覧になりましたでしょうか?。

(私の感想はコチラに)
http://ameblo.jp/thebigthing/theme-10009740876.html

さて、この映画のテーマソング
フランク・シナトラの「カム・フライ・ウィズ・ミー」。
映画公開を記念して「スペシャルパッケージバージョン」のシナトラのベストも発売されていますね。

シナトラザベストハッピーフライトパッケージ

「カム・フライ・ウィズ・ミー」は
シナトラの1958年発表のアルバム「Come Fly with Me」の一曲目を飾っています。

Come Fly with Me (album)

いかにもハッピーになりそうなアルバムジャケットですが、
実は映画に使われているのはこのバージョンではありません!。

映画に使われているのは
1965年発表のアルバム「A Man and His Music」のバージョンです!!!。


A Man and His Music

発売年度が違うといいますか…
録音年度も違うことながら、レコード会社も違うのです!!。

アルバム「Come Fly with Me」はキャピトルレコード(日本ではEMI Music Japan)

キャピトル

アルバム「A Man and His Music」はリプリーズレコード(日本ではWarner Music Japan)

リプリーズ

聴き比べをしてみればよ~くわかります。


【Come Fly With Me(1958)】


【Come Fly With Me(1965)】

1958年のバージョンは「with ビリー・メイオーケストラ」
1965年のバージョンは「with カウント・ベイシーオーケストラです」。

CDご購入の際はぜひご注意を。


http://en.wikipedia.org/wiki/Come_Fly_with_Me_(song)
【Come Fly with Me (song) - Wikipedia, the free encyclopedia】


余談ですが…

1958年のシナトラの「カム・フライ・ウィズ・ミー」のレコーディング時、
たまたまその場に後にビートルズのプロデューサーとして有名になるジョージ・マーティンが
イギリスからキャピトルレコードのスタジオ見学の為に居合わせていたそうです。
(ジョージ・マーティン自伝「耳こそすべて」より)




《追記》

「カム・フライ・ウィズ・ミー」の歌詞にて

>エキゾチックなお酒がお好みなら
>遠くボンベイにバーがある

“Bombay”とは今の“Mumbai”の事です。
先日、ムンバイで無差別テロの悲劇がありました。
悲しいことです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000055-yom-int
【インド同時テロ全面鎮圧、死者195人に…実行犯1人拘束(読売新聞) - Yahoo!ニュース】






ジョージの偉大さ

george_harrison

本日、11月29日は
元ビートルズのメンバーでもあったジョージ・ハリスンのジョージの命日(2001年11月29日)です。



私事ではありますが、
ここ最近になってやっとジョージの偉大さがわかるようになりました。

ビートルズ時代は
確かに世間的にはジョンとポールという天才的な先輩に挟まれていて、
私がビートルズを聴き始めた頃などは
ジョンやポールと比べてしまうとジョージの存在感というものに??をつけたくなるような時もありました。

しかし、「アビ―・ロード」やジョージのソロアルバムの作品群を聴くようになってから
ジョージならではの、またジョージにしか作り出すことができない「味」というのが楽しめるようになると、
ジョージの偉大さというか凄味というか深さというのを段々実感するようになりました。



こういう日には「コンサート・フォー・ジョージ」(ジョージ・ハリスン追悼コンサート)です。

コンサートフォージョージDVD



【Isn't It A Pity - Eric Clapton,Billy Preston(Concert For George)】


【While My Guitar Gently Weeps - Eric Clapton,Paul McCartney(Concert For George)】


この日の参加メンバーは本当に素晴らしい演奏で
特にエリック・クラプトンは何時にも増して気合が入っていました。
亡くなったビリー・プレストン(ハモンド・オルガン)と共に
感動的なソロを披露していました。

追悼コンサートのラストにジョー・ブラウンによって歌われる「夢で逢いましょう(I'll See You in My Dreams)」 は
ジョージの作品ではありませんが、
このコンサートの終幕にふさわしい曲でした。



【I'll See You in My Dreams - Joe Brown(Concert For George)】


コンサートフォージョージ


もし、私のBLOGをPCでご覧になっていらっしゃる方は
是非BLOGの右側にありますジョージの素晴らしい作品群をお聴きください。⇒⇒⇒



ジョージよ、永遠に。


ジョージTIME



http://georgeharrison.com/
【GeorgeHarrison.com】

あって言う間の2年間

081128_2035~02.JPG
あって言う間の2年間。

あぁ、時の経つのはなんて早いんだ…。