がんばらない、でも諦めない -35ページ目

がんばらない、でも諦めない

主にエネルギー、廃棄物問題について書いてます。
ブログやツイートは予告なく訂正・削除する場合があります。引用されたものが私のブログやツイートと異なっている場合、このブログの内容を正とします(2015/08/27)

◎【第68報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(2日8時30分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・2号機について、タービン建屋地下の溜まり水を復水器へ移送する準備のため、復水貯蔵タンクの水をサプレッションプール水サージタンクへ移送。(3月29日16:45~4月1日11:50)
・2号機使用済燃料プールに、使用済燃料冷却系を用いて仮設電動ポンプにより淡水を約70t注入(1日14:56~17:05)。
・4号機について、コンクリートポンプ車(50t/h)が約180t放水(淡水)(4月1日8:28~14:14)
・バージ船からろ過水タンクへ淡水を移送開始(1日15:58)。その後、ホースの不具合(外れ)により中断(1日16:25)。
・発電所敷地境界付近に設置している本設モニタリングポスト(??1~8)が復旧(3月31日)。測定値については1日1回の予定。

 
-------------------
◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

-------------------
※このメールには返信できません。

-------------------

◎【第69報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(2日16時00分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・2号機について、取水口付近にある電源ケーブルを収めているピット内に、1000mSv/時を超える水が溜まっていること及びピット側面のコンクリート部分に長さ約20cmの亀裂があり、当該部分より、水が海に流出していることを確認(4月2日9:30頃)。
・3号機について、コンクリートポンプ車が放水(淡水)(4月2日9時52分から12時54分)。
・2隻目の原子炉等の冷却に使用する淡水を積んだ米軍のはしけ船(バージ船)が海上自衛隊の艦船にえい航され、福島第一原子力発電所専用港に接岸(4月2日9:10)。
・米軍バージ船(1隻目)より、ろ過水タンクへの注水を再開(4月2日10時20分)。

2.原子力安全・保安院の対応
・福島第一原子力発電所2号機取水口付近からの放射性物質を含む液体の海への流出について、サンプリングした液体の核種分析を実施すること、2号機周辺に今回漏えいが発見され施設と同様の箇所がないか確認すること及び当該施設周辺においてより多くの場所で水を採取しモニタリングを強化することを口頭により指示。

<被ばくの可能性>
従業員等の被ばく
・4月1日11:35頃、米軍のはしけ船のホース手直し作業のために岸から船に乗り込む際、作業員1名が海に落下した。すぐに周囲の作業員に救助され、けが及び外部汚染はなかったが、念のため、ホールボディカウンタによる内部取り込みの確認を行う予定。

 
-------------------
◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

-------------------
※このメールには返信できません。

-------------------

◎【第66報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(1日09時30分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・1号機の使用済燃料プールについて、コンクリートポンプ車が約90t放水(淡水)(31日13:03から16:04)
・3号機の使用済燃料プールについて、コンクリートポンプ車(50t/h)が約105t放水(淡水)(31日16:30から19:33)。
・4号機の使用済燃料プールについて、コンクリートポンプ車(50t/h)が放水開始(1日8:25)
・原子炉等の冷却に使用する淡水を積んだ米軍のはしけ船(バージ船)1隻が海上自衛隊の艦船にえい航され、発電所専用港に接岸(31日15:42)。
○福島第二原子力発電所
街宣車1台が施錠管理している西側車両ゲートから構内に侵入(31日13:08頃)し、構内を走行した後、同ゲートから退去(31日13:20頃)。本件について、福島県警に通報。当該ゲートについては、街宣車退出後、東京電力(株)の車両により封鎖。

2.原子力安全・保安院等の対応
・原子力安全・保安院は、東京電力(株)に対し、31日の福島第二原子力発電所への街宣車の進入について、核物質防護等に係る対策に万全を期すよう口頭で指示。
・原子力安全・保安院は、東京電力(株)に対し、作業員の放射線管理に万全を期すように注意喚起。
・原子力安全・保安院は、東京電力(株)に対し、核種分析結果の誤りについて適切な対応をとるように厳重注意。

<従業員等の被ばく>
福島第一原子力発電所で作業していた従業員で100mSvを超過した作業員は、計21名。

 
-------------------
◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

-------------------
※このメールには返信できません。

-------------------

◎【第67報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(1日15時30分現在)

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・2号機について、タービン建屋地下の溜まり水を復水器へ移送する準備のため、復水貯蔵タンクの水をサプレッションプール水サージタンクへ移送。(29日16:45から1日11:50)
・2号機使用済燃料プールに、使用済燃料冷却系を用いて仮設電動ポンプにより淡水を注入開始(1日14:56)
・4号機について、コンクリートポンプ車(50t/h)が約180t放水(淡水)(1日8:28から14:14)
・バージ船からろ過水タンクへ淡水を移送開始(1日15:58)。その後、ホースの不具合により中断(1日16:25)。

<被ばくの可能性>
1.住民の被ばく
福島県において3月30日までに110,340人に対しスクリーニングを実施。そのうち、100,000cpm以上の値を示した者は102人であったが、100,000cpm以上の数値を示した者についても脱衣等をし、再計測したところ、100,000cpm以下に減少し、健康に影響を及ぼす事例はみられなかった。

2.従業員等の被ばく
・4月1日11時35分頃、米軍のはしけ船のホース手直し作業のために岸から船に乗り込む際、作業員1名が海に落下した。すぐに周囲の作業員に救助され、けが等はなかったが、表面汚染が認められたため、シャワーにて洗い流して除染した。鼻スミヤ※では汚染は確認されなかった。
  ※鼻スミヤ:鼻腔内の放射性物質を採取し、体内摂取の有無を推定。

<飲食物への指示>
・水道水の飲用制限範囲を更新(4月1日9:00現在)

 
-------------------
◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

-------------------
※このメールには返信できません。

-------------------

◎【第64報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(30日15時30分現在)

前回からの変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・2号機において、30日9時25分より使用済燃料プールへの注入をしていたところ、仮設電動ポンプの不調が同日9時45分に確認されたため、消防ポンプによる切り替えを行ったが、ホースの亀裂が確認(30日12:47、13:10)されたため、注入を中断。30日19時05分に注水を再開し、淡水を注入。(30日から23:50)
・2号機において、タービン建屋地下の溜まり水を復水器へ移送する準備のため、復水貯蔵タンクの水をサプレッションプール水サージタンクへ移送中。(29日16:45から)
・3号機において、タービン建屋地下の溜まり水を復水器へ移送する準備のため、復水貯蔵タンクの水をサプレッションプール水サージタンクへ移送中。(28日17:40から)
・4号機の使用済燃料プールについて、コンクリートポンプ車による淡水の放水(約140t)を実施(30日14:04から18:33)
・3月28日、集中環境施設プロセス主建屋で水溜まりを確認し、放射能分析の結果、3月29日管理区域内で総量約1.2×101Bq/cm3、非管理区域で総量2.2×101Bq/cm3の放射能を検出した。

○福島第二原子力発電所
 ・30日17時56分頃、1号機において、タービン建屋の1階の電源盤から煙が上がっていたが、電気の供給を切ったところ、煙の発生が止まった。消防署により、19時15分、当該事象は電源盤の異常であり、火災ではないと判断された。
・1号機の原子炉を冷却する残留熱除去系(B)の電源が、外部電源に加え非常用電源からも受電可能となり、全号機において、残留熱除去系(B)のバックアップ電源(非常用電源)を確保(30日14:30)

 
-------------------
◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

-------------------
※このメールには返信できません。

-------------------

◎【第65報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(31日15時00分現在)

前回からの変更点は以下のとおり。

1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・1号機において、タービン建屋地下の溜まり水を復水器へ移送する準備のため、復水貯蔵タンクの水をサプレッションプール水サージタンクへ移送中。(31日12:00から)
・1号機使用済燃料プール冷却のため、コンクリートポンプ車による放水開始(淡水)(31日13:03)
・3号機において、復水貯蔵タンクの水のサプレッションプール水サージタンクへの移送完了。(28日17:40から31日8:37)
・1号機立坑内の溜留水を仮設ポンプにて集中環境施設プロセス主建屋の貯槽に移送し、立坑内の水位が上端から約-0.14mから約-1.14mに減少(31日9:20から11:25)

<被ばくの可能性>
1.住民の被ばく
福島県において3月29日までに106,095人に対しスクリーニングを実施。そのうち、100,000cpm以上の値を示した者は102人であったが、100,000cpm以上の数値を示した者についても脱衣等をし、再計測したところ、100,000cpm以下に減少し、健康に影響を及ぼす事例はみられなかった。
2.従業員の被ばく
福島第一原子力発電所で作業していた従業員で100mSvを超過した作業員は、計20名。

 
-------------------
◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

-------------------
※このメールには返信できません。

-------------------