川内原発1号機の復水器海水漏れは、電気出力75%を維持して修理するつもり? | がんばらない、でも諦めない

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九州電力は8月21日、川内原発1号機が電気出力75%で運転中、復水器内に微量の海水が混入しているものと推定されるとして、電気出力75%に保持した状態で、点検を実施することとしたと発表しました。

川内原子力発電所1号機の出力上昇の延期について

復水器は全部で6室あります。
川内原子力発電所概略系統図

8月22日現在、電気出力75%で運転中です。

6室のうち1室を止めて修理するので、5室÷6室=電気出力83% までであれば、運転しながら修理できると判断したのでしょう。

原因は違うかもしれませんが、同様の修理事例がありました。
関西電力美浜原発2号機(平成11年4月29日)

参考までに、加圧水型原子力発電機の2次系は普通の火力発電所と同じです。