九州電力ホームページで、川内原発1号機の復水器点検結果および出力上昇予定が発表されました。
2015年8月25日発表
お知らせ(1号機の復水器細管点検結果及び出力上昇予定)
損傷した細管5本施栓および周囲の細管の予防施栓含めて、合計69本の施栓。
ごく普通の対応です。8月27日から出力上昇予定となってます。
発表されてませんが、定期検査で損傷が見つかって施栓されている細管が他にあるかもしれません。損傷することが想定され余裕を持って設計されているので、性能に問題ないと判断したのでしょう。
復水器細管の損傷原因は、プラント起動時に使用する第6高圧給水加熱器非常用ドレン(水滴)が受衝板に当たって方向が変わり、復水器管に当たって損傷した可能性が考えられるとされていますが、私はこの説明には無理があるように思います。
川内原発1号機は、1984年7月4日運開で約30年運転している設備ですので、私は長年にわたる上からのドレンによる損傷のような気がします。