◎【第96報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(16日8時00分現在)
原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。
前回からの主な変更点は以下のとおり。
1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・4号機について、コンクリートポンプ車(50t/h)が淡水約140t放水(4月15日14:30から18:29)
・3号スクリーンポンプ室と4号スクリーンポンプ室の間に、ゼオライトの土のうを3袋設置(4月15日14:30から15:45)
・2号機バースクリーンの海側に仮設の止水板(鋼板7枚中4枚)を設置(4月15日9:00から14:15)。
・共用プール山側の約1900m2の範囲に、地面の放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を試験的に散布(4月15日11:30から13:00)。
・リモートコントロール重機による瓦礫の撤去(コンテナ1個分)を実施(4月15日9:00から15:45)。
・1から3号機原子炉への注水ポンプ用の分電盤等を、津波対策として高台に移設(4月15日10:19から17:00)。
2.原子力安全・保安院等の対応
・平成23年4月7日に宮城県沖地震により、電力系統の一部における地絡事故が発生し、原子力発電所等において一時的に外部電源の喪失が発生したことから、一般電気事業者等に対し外部電源の信頼性確保に係る対策を検討するなど指示。
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◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/
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※このメールには返信できません。
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◎地震による原子力施設への影響について(12時00分現在)
原子力安全・保安院から、本日11時19分頃、栃木県南部で発生した地震(最大震度5強:茨城県南部)による原子力施設への影響についてお知らせします。
東海第二発電所は、
地震前から運転を停止しています。
事業者からの報告によると、外部電源は確保されています。
発電所周辺のモニタリングポストの指示値に大きな変化はありません。
福島第一原子力発電所は、
地震前から運転を停止しています。
異常なしの報告がありました。
2号機使用済み燃料プールの冷却用の仮設電動ポンプを確認のため11:40頃停止しました。なお、プールが満水であることを確認しています。
福島第二原子力発電所は、
地震前から運転を停止しています。
異常なしの報告がありました。
原子力安全・保安院では、職員が既に緊急参集しており、情報の把握に努めています。
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◎【第97報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(16日15時00分現在)
原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。
前回からの主な変更点は以下のとおり。
1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・4月16日午前11時より、共用プール山側の約1,800平方メートルの範囲に、地面の放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を試験的に散布。同日午後1時に終了。
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