◎【第98報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(17日15時00分現在)
原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。
1.原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・2号機について、使用済燃料プール冷却系から使用済燃料プールに淡水注入(約45t)(4月16日10:13から11:54 ※11:19頃に発生した地震の影響で11:39に仮設電動ポンプ停止。11:54にスキマーレベルの上昇の確認により、満水を確認。)
・使用済燃料共用プールについて、電源供給回路の末端部の短絡により、電源供給停止(4月17日14:34)。
・4月16日6:10時点での使用済燃料共用プール水温度は33℃程度
・ゼオライトの土のうを1号スクリーンポンプ室と2号スクリーンポンプ室の間に2袋、2号スクリーンポンプ室と3号スクリーンポンプ室の間に5袋を設置(4月17日9:00から11:15)
・リモートコントロール重機による瓦礫の撤去(コンテナ8個分)を実施(4月16日9:00から16:00)。
<飲食物への指示>
出荷制限・摂取制限品目を更新(4月17日15:00時点)
-------------------
◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/
-------------------
※このメールには返信できません。
-------------------