原子炉自分メモ8 断面積原子核反応の起こりやすさの尺度として「断面積」がある断面積とは中性子の標的となる原子核の有効な面積という意味「10の-24乗cm2」が「1バーン」この断面積は、反応の種類、入射中性子のエネルギー、原子核の種類によっても異なる中性子エネルギーの低い領域では断面積が中性子の早さに反比例する。速度が遅いほど断面積は大きくなる。中性子エネルギーが少し高くなると共鳴領域があり、この領域では断面積が極端に大きくなる。そして、これよりも中性子エネルギーが高くなると断面積は小さくなる。