福島第1原発の廃炉処理を最後まで見届けたいが | がんばらない、でも諦めない

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主にエネルギー、廃棄物問題について書いてます。
ブログやツイートは予告なく訂正・削除する場合があります。引用されたものが私のブログやツイートと異なっている場合、このブログの内容を正とします(2015/08/27)

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/images/f12np-gaiyou_3.pdf


冷温停止は炉心を100℃以下で安定して冷却できている状態をいう。


冷温停止状態に持って行きたいが、MOX燃料を使用していた3号機はいまだに150℃位ある。


冷却水の注水量も1号機、2号機の3.8m3/hに対し9.0m3/hと2倍以上注水している。


3~6ヶ月後を目標に冷温停止に持って行くロードマップになっているが、達成できるのだろうか。


それと問題は汚染水浄化システムから発生する汚泥の処理。


中期的課題として「処理の研究」を上げている。今の所、処理方法がないということだ。


炉心の状態を確認し、溶融した燃料を取り出し、原子炉を解体する。


いったい何時になるのだろうか。数十年の期間が必要になる。


私は最後まで見届けたいが、その前に私の寿命が尽きそうだ。