愛媛新聞の記事によると、地震直後発電所外からの電力がなくなったため、非常用ディーゼル発電機が起動し、1~6号機まで、炉心などの冷却装置は稼働していました。
非常用ディーゼル発電機は1~5号機は水冷式、6号機は水冷式1台と原子炉建屋そばに空冷式1台が設置されていました。
津波の高さは5mを想定していたそうですが、津波の高さは5mを超えタービン建屋まで津波の影響を受け、水冷式ディーゼル発電機の水冷用ポンプが海水をかぶり水冷式ディーゼル発電機は全滅、6号機の空冷式発電機1台だけが生き残ったそうです。
堤防の高さを上げるとか非常用発電機は空冷式にして配置場所を変更するとか、今回の事故の経験を生かしてもらいたいと思います。
また、困難な状況の中、原子炉の状態悪化を防ぐために活動されている方に敬意を表したいと思います。