東京電力と東北電力では計画停電を行っています。
普通の製品は消費が生産を上回った場合は商店の棚から品物がなくなるだけです。
でも、電力は違います。電力需要に供給が追いつかなくなったら、誰も予想できないことが発生します。
電力使用量が、ある送電線の送電能力を上回った場合、その送電線は家庭のブレーカーが落ちるように送電線が停止します。すると、他の送電線に負荷が集中し、その送電線も送電も停止します。これが次々と連鎖反応を起こすように発生して停電が拡大し、予測不能の大停電に発展します。
今、政府や東京電力・東北電力はこれを恐れているため、節電の協力を求めています。
専門用語では系統崩壊と言いますが、系統崩壊が起こらないことを祈ってます。