発電所マニアを名乗りながら、発電所ネタがほとんどないので、ちょっと変わった発電所を紹介します。
燃料はなんと「鶏糞」です。ニワトリの糞で11,350kWも発電できます。
一般家庭の消費電力が約3kwですから、約3700件の電力をまかなえます。
ニュースで知っただけなので細かいことはわかりませんが、完全燃焼させているでしょうから、排ガスに臭いは無いはずです。また、燃料コンベアからの臭いも外部には出ない設計になっているはずです。
バイオマス発電ですから、燃焼に伴い発生する二酸化炭素は、京都議定書の温室効果ガスにはカウントされません。でも、他のメタンや一酸化二窒素はカウントされるので、完全にゼロではないはずです。
メタンや一酸化二窒素は二酸化炭素よりも温室効果が大きいので、発生が少なくても二酸化炭素換算すると馬鹿にならない量になる場合があります。