劇団鳥獣戯画/81プロデュース 合同企画
ボクの青春 ボクのポップス
作・演出/知念正文 音楽/雨宮賢明

劇団鳥獣戯画のお芝居、「3人でシェイクスピア」を観て以来、この劇団のファンになりました。お芝居がとっても温かい。それにお客さんとの距離感が、ほかの劇団とはまるで違うのです。この劇団のお芝居は、お客さんまで演劇装置になっちゃう。装置っていうとモノ扱い!? と思われそうだけど、違うんだな。役者とお客さんが同じ目線でお芝居をつくりあげているのです。つまり「観客参加型芝居」ってところでしょうか。

今回の「ボクの青春 ボクのポップス」は演出を手がける知念さんの実話に基づいてつくられたお話なんだそうです。知念さんはおそらく、今50代。その彼が中学生の頃のお話を描いているのですから、劇中に流れる曲も懐メロばかり。私は母と一緒に観に行きましたが、いつもは、淡々とお芝居を観ている母も同世代だけあって、身を乗り出し、ときには一緒に歌いながら見入っていました。やっはり「観客参加型芝居」なんだな。

終演後もお客さんはなかなか帰らない。固定ファンがすごいんですね。だからお客さん同士、さらには演者とも顔見知り。気のいい劇団に集まるファンもまた気のいい人たちなんでしょうね。そんな温かい雰囲気に包まれながら劇場を後にしたのでした。
3月31日と4月1日、なんと2日間も観に行きました。どちらも当日券を購入。演目は「短命」、「空に願いを」、「崇徳院」の3つ。前座は31日が立川笑志さん、1日は講談師の神田山陽さんでした。

「短命」は愛し合うあまり、命を削ってしまう夫婦の様子を面白可笑しく描写したお話。一方、「崇徳院」も恋わずらいにかかり、病に伏せる男女が登場。命をかけて愛を貫く真剣さを、昇太さんらしくお茶目な笑いに仕上げていました。

「空に願いを」は、雨乞い家系のお話。伏線がいっぱいあって、ラストに向けて二転三転するスピーディな展開に笑いが止まらない。まくしたて系の高座はやっぱりいいね。スポーツ観戦している気分でした。

落語初心者の私は、帰りにロビーで販売していた昇太さんの「はじめての落語」と「落語ワンダーランド」を購入。落語基礎体力をつけているところです(*^▽^*)
いや~、笑って元気になりました! モッカ モッカのコントライブ「バッタが邪魔で乳首が見えない」。1回目の前回よりも、さらにパワーアップした感じ。密度の濃い~内容でした。

今回、ゲストに猫のホテルの中村まことさんが出演。野田MAPの「ロープ」で入国管理管の役を見て以来、気になっていたのでした。だから4月の猫ホテのお芝居「苦労人」も観に行きます(^ε^)♪

ところで、モッカ モッカとは、動物電気の辻修さんと拙者ムニエルの加藤啓さんのユニット。ふたりともベクトルの異なる強烈な個性の持ち主。役者として、人を引きつける力をその存在感の中に秘めています。笑いの王道をきちんと踏まえながらも、微妙にずらす。そのずれが、意表をついた笑いを生むのです。それは、芝居の場数をこなすことで身につけた「演技力」のなせる技。普通は爆笑まで至らない場面も、その演技力でお客さんを束ねて、笑いの渦を引き起こすのです。

つらつらと書きましたが、これは観るのが一番。DVDも発売中ですが、てっとりばやく見られるのは、こちらのサイト。ダウン

http://blog.eplus.co.jp/etheatrix01/archive/c801

3回目もやるのかな? 1回目、2回目と上り調子だから、次も期待できそう。楽しみ!!