芝居(オペラ)も"祈りの心"で | K's Aria

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昨日は、恒例のうた自慢でした。

先週の本番には、声、というより"心"を弄って臨み、それが好評でしたが、先週は"朗読"レベル。その"祈りの心"が"芝居"レベルにも通用するかというところで、昨日は声を思い出す時の切り札のひとつである「ドン・カルロ」のロドリーゴのアリアを。

「いつものエモーションがない」「炸裂してない」などのフィードバックを覚悟しながら、先週と同様に自我を抑え(終始というわけには行きませんでしたが)、祈り込めて歌い進めると、これが意外に好評で、雨霰のように「ブラーヴォ」をたくさんいただきました。

この音楽の方向性、このモチベーション、正解の様です…暫くこれで行くことにしました。


昨日は、白装束に青のサテンで。
夏なのと、どんな劇的な歌でも(技術の一環として)爽やかに歌おうと自分に言い聞かせるべく、涼をイメージしたのですけど、上記の通り、熱演との声が…それはそれで良いですが(笑)