先週の日曜日、この方とお会いしました。

ツバメ軍団一筋で191勝を上げた大エース・松岡弘(ひろむ)さん。
初優勝の時、シーズン通して、そして日本シリーズでもフル稼働した鉄腕の話が聞けるというので、出かけてきました。
スワローズファンだけでなく、他チームのファンで松岡さんを知ってる方も多く集まって、バラエティに飛んだトークを堪能しました。
解説者時代、悪いだの下手だのという言葉を使わないようにとの局からの要請に、良くない、まだ足りないなどの言葉を選んだことが、後に女子野球の指導者になった時に大いに生きたと…
その指導者となった時、教えるより伝えるというスタンスで、「やれ」などと型に嵌めるのではなく「やったらどうか」という言い回しで、後は個々で考えさせる方が育つことを知った。現代の指導者はこうあるべきとも…
指導された女子野球チームが大会で敗れ、悔し涙を流すナインに対し、まだまだだってことを分からせてもらったこと、それを勉強出来たことに感謝しなきゃ…
若いうちは、フォア・ザ・チームなんて考えず、のびのびやればいいと…
セのT審判が大嫌いだったそうです。もはやあんにゃろ呼ばわりでした…
あんにゃろは巨人ファン、昔は巨人が強くなきゃ盛り上がらないとかで、審判もその風潮に乗って、巨人戦になるとストライクゾーンが広くなるとか…T球審の巨人戦は殊の外いやだったと…
宜しいんでしょうか?…日本シリーズでツバメ軍団をアシストして下さった方じゃないんですか?(笑)…
初優勝の時は、とにかくみんな俺が決める、俺が立役者になるなどと個性を剥き出しにしたもので、あの人格者といわれる若松さんも凄い形相だったと。フォア・ザ・チームなどあったもんじゃなかった…でも、それがプロというもの、プロチームは本来、団体競技ではなく、個人の集合体であるべきと…今のNPBにはそれがないのが寂しいと…
ピッチャーが100球前後で降板することについて…
残念、非常にと…先発なら完投するもの、何点取られても、監督が新しい球を持って来てもマウンドから降りるものかと食い下がるべき。それプロ…深く同意!!
最近の選手は、すぐ"違和感"という言葉を使って不調を訴えるけど、みんな必ず違和感を持ながらプレーしている。とある監督は、違和感を訴えてきた選手を速攻で登録抹消…監督が正しいと松岡さん。
一番聞きたかった200勝目前での引退について…
当然名球会入りは目指していた。あと9勝なら行けるだろうと思った矢先、頚椎硬化症を発症、600試合以上の修羅場(松岡さん曰く、勝っても負けてもマウンドはすべて修羅場)を潜り抜けてきたストレスが原因で、治すには手術・リハビリかストレス解放のための静養が必要で、いずれにしろ2年はかかるとのこと。仮に復帰できたところでまた修羅場で再発などということを考えるとここで引退も仕方がない…でも、今こうして普通にしていられるので、それで良かったと思っている、これは負け惜しみでも何でもないとのこと。
松岡さんといえば、歌!!
現役時代にはレコードを何枚かリリースされ、自軍の球団歌やセ・リーグの連盟歌まで吹き込まれるほどの実力者。当時の球界では、闘将星野さん、平松さん(元大洋)、田尾さん(元中日・西武・阪神)と並ぶ腕前。
「男道」…ベルカントですね、これ。
「とび出せヤクルトスワローズ」…ファン感の引退セレモニーで歌っでいます。
他にも古さ良き昭和のプロ野球の話やら色々楽しいお話を。指導者という立場にいる者に、また道を究めんとする者に対し、大変意義のある話題もたくさんありました。

松岡さん、貴重なお話の数々、有難う御座いました。
どうぞ、お元気で!!







