ベオグラードは坂の街だった
坂道を登って行くと、目の前に「ホテル・モスクワ」が現れた
私の方向感覚は間違っていなかった
その少し先に、セルビアの通信キャリアの一つである
「mts」の店舗があったので、迷わず入る
「ツーリストSIMが欲しい」と訴える
窓口の女性が「何日?」と聞くので、「5日間」と答える
「O.K.」と、まあ、ここまでは順調
セルビアにはプリペイドのツーリストSIMというものがあって
日数によって値段が異なります
私が購入した5日間は600RSD(約750円)
ベオグラード空港の手荷物を受け取る場所には
各社がデスクを出していて、ここでSIMを買うこともできます
さて、料金を支払って、SIMを手持ちのスマホに挿入してと…
ここで、さっきの女性が何やらアイコンを探している
「インターネットのアイコンはどこ?」という
こっちにしてみれば、「何、それ?」という感じ
私は知らないのだけど、どうやらこちらのスマホにはインターネットのアイコンがあるらしい
あ、つまり、これはアクセスポイントを入れることなんだな、とはわかったのだけど、私のスマホは日本語 とりあえず、これを英語の表示にして、と言われる
それなのよ、ずーっと悩んでいたのだけど、日本語を他の言語に変更するやり方がわからないのよ 前から悩みの種だった
変更画面には到達する そこには各種の言語がある
でも、タップしても、何しても、言語は変更できない
しばらく、店頭で、あれこれやってみるがどうにもできない
お店にお客さんは来る 仕方がない、Wi-Fiが使えるホテルに行って、あれこれ調べてみよう
さっきの女性に「後で、また来るね」と告げて、店を出た
がっ!!
この後、Googleマップを使えないと、めっちゃ不便!ということを体感することになる
<③に続く>