こんばんは。

影絵劇団かしの樹の梅木です。

 

今日は大阪府高石市にある取石小学校へ行ってきました。

 

校舎から体育館へ続く長い渡り廊下を進んでゆくと、今日はそこに劇場が出現。

いつもとちがう体育館のようすに、子どもたちの驚きの声が聞こえてきます。

 

ピアノとバイオリンとチェロの3つの楽器の生演奏でおくる『小さな楽しいコンサート』と音楽影絵劇『100万回生きたねこ』をご覧いただきました。

 

ノリのよいみなさんは、コンサートでは大盛り上がり。

元気よく歌ったり、時に合いの手を入れてくれたりと、楽しそうに演奏を聴いていました。

 

音楽影絵劇『100万回生きたねこ』はお話しの世界に引きこまれるように、集中して観ているようすがスクリーン裏にも伝わってきました。

 

最後に先生が、ねこが最後生き返らなくなったこと、どうしてなのかな?…このお話しのことについて、色々と考えてみてくださいと、みなさんに伝えていました。

 

体育館を出て校舎にもどる渡り廊下では、きっとみなさん色んな思いを巡らせてくれたかな。

 

そんな渡り廊下の両脇には色んな植物が植っていて、今はアジサイの花とナンテンの花が季節の風景を楽しませてくれています。

 

 

逆サイドにはりっぱなザクロの木があって、鮮やかな橙色の花を咲かせていました。

それから、今はたくさんの実を地面に落としている杏子の木は、卒業シーズンにきれいに花を咲かせて子どもたちの門出に一役買っているんだとか。

 

校舎まで遠いな〜!なんて思っていた私ですが、歩いてみるとなんてステキな渡り廊下。

ともだちとお話しをしながら、ひとりで物思いにふけりながら、お花を眺めながらと、楽しみ方は色々ありそうです。

 

取石小学校のみなさんありがとうございました。