おはようございます！
かしの樹の岩﨑です。
まだ朝晩冷え込む日もありますが、あちらこちらで桜を見かけるようになりましたね🌸
先週末、私たちが行なってきた
「アコム“みる”コンサート物語」。
まさに春の訪れを感じるような、あたたかくステキな公演となりました😊
その模様を、みなさんに少しお伝えしたいと思います。
今回の開催地は…広島県です！
3月18日(土)は、三原市の芸術文化センター ポポロ
3月19日(日)は、呉市の新日本造機ホール
にて開催し、どちらもたくさんの方に来場していただきました♪
今回は、2部構成でお送りしました。
第1部は、
ピアノ・ヴァイオリン・チェロのトリオ、プルミエによるプチコンサートです。
1曲目にお届けしたのは、
プルミエのオリジナル曲 「花のスウィング」。
今の時期にぴったりなこの曲、後ろでたくさんの花が登場します。
春を待ちわびていたかのように、仲間たちと一緒にダンスをしています♪
思わずウキウキと心や体がはずんでしまう、楽しい一曲でした😊
次にご紹介したい曲は、
みなさんも馴染みのある有名な曲「さんぽ」です。
「アコム“みる”コンサート物語」は、年齢や障害の有無に関係なく、会場にいる全員が同じ空間を楽しむことが出来るコンサートです。
そのため、耳の不自由な方にも楽しんでいただけるよう、手話通訳を取り入れています。
この「さんぽ」では、最初の
「あるこう あるこう わたしはげんき」
の歌詞の部分の手話を、手話通訳者の武井誠さんに教えていただき、
会場のみなさんと一緒に手話うたに挑戦しました！
みなさんの様子を見に、スクリーンの裏にいた動物たちが、前に出てきました。
冬眠から目覚めた動物もいたのでしょうか、
動物たちも、みなさんに負けないくらい元気いっぱい！
手話うたのご参加と、会場いっぱいの大きな手拍子、ありがとうございました。
ピアノの富沢さんもおっしゃっていましたが、
来年度からはだんだんと、声も出して元気いっぱい歌えるようになるといいですね😌
最後の締めの曲は、「おどり出る姿で」です。
美しい音色に心を奪われ、プルミエのみなさんが光に照らされ、神々しさまで感じました。
その他にも、卒園・卒業シーズンにちなんだ
「思い出のアルバム」「翼をください」などエールを贈る曲や、
そして思わず踊り出したくなる曲など…
期待と不安が入りまじる季節ではありますが、
4月に向けて新たな希望を持ち、本格的な春を迎えるのが楽しみになる、そんなステキなコンサートでした🌸
さぁここからは、第2部です。
プルミエの生演奏、松田環さんの生語りによる音楽影絵劇「100万回生きたねこ」の始まりです。
私は銀河班の学校公演でも、このお話はよく上演させていただいていますが、
「アコム“みる”コンサート物語」でのこの劇は、一味も二味も違います。(五味以上です！)
まずは生演奏。
実際に、私たちかしの樹のメンバーが人形を動かしている最中に、
チェロの低く重い音色が、ズンッと足元から伝わってきたり、
ヴァイオリンとピアノの美しく切ない旋律に、こちらまで感情が揺さぶられるんです。
人形の表現を豊かにしてくれるんだ、と改めて感じました。
そして、松田環さんによる語り。
語りの文章は、「100万回生きたねこ」の絵本の本文そのままなんです。
それなのに、何度松田さんの語りを聴いても、
毎回ぐっと感じる瞬間があります。
そして第2部も、武井誠さんはじめ、手話通訳者の方々が、松田さんの語りの手話通訳をしてくれました。
とても真似できない程に表現豊かで、この劇の面白さを増幅させてくれています。
その他にも、照明や音響のチームのみなさんが、各場面において、時に面白く、時に美しく、影絵劇を大いに盛り上げてくれています。
何を言いたいかというと…
とにかくスペシャルです❗
こんなにもお客さんを楽しませるプロが集結しているなんて、考えてみると凄いなぁ…と思います。
来てくださったみなさんは、お楽しみいただけたでしょうか…？😄
またいつか広島で「アコム“みる”コンサート物語」が開催された際には、ぜひお越し下さい。
また新たな楽しい発見が待っていると思いますよ♪
ご来場いただいたみなさん、
本当にありがとうございました❗