ホスピス4つの約束 死に際の気持ちは誰にもわからない | 看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

どうか大切な人の最期を穏やかに看取れますように
どうかあなたが最期まで、笑って楽しく生きられますように
最期まで笑って楽しく過ごせる生き方をサポートしたいと奮闘中。

ホスピスには4つの約束があります。


「あなたをひとりぼっちで死なせない」
「あなたを痛みや苦痛の中に放置しない」
「主役はあなただ」
「死を迎えられるとき、家族や親しかった人たちにさようならを言える環境」




私が働いている病院はホスピスではありませんが、この約束を自分のなかで守ろうと思っています。


だけど実際は思うようにはいきません。


「あなたをひとりぼっちで死なせない」っていうのも難しいです。


あと何分で死ぬかなんて誰にもわかりません。


医療者はほかの患者さんも看なきゃいけないし、家族にだって生活があります。


それに野生の動物はひとりで死にます。


新しい世界に入ると考えるならば、一人で静かに旅立ちたいと思うかもしれないし、見ていられるのは恥ずかしくていやだって思うかもしれません。


結局死ぬ間際の気持ちは残った人間にはわからなくて、答えのでない問題なんだと思います・・・・・・。


最近旅立たれる方が増えて、ちょっと愚痴りました。


読んでくださった方、ありがとうございます。


気持ちを吐き出すことはストレス解消になりますので、みなさまの誰にも言えないけど誰かに聞いてほしいという想いがあったら、私でよければお聞きしますね。