終末期は、病状は不安定でかつどんどん進行していきます。
今できることも、明日にはできないかもしれません。
「来週のカンファレンスで先生に聞けばいいや」
「もうすこし悪くなったらDNAR(蘇生不要:do not attempt resusciation)を家族に確認しよう」
もうちょっともうちょっとなどとグズグズしていては、タイミングを逃してしまうかもしれません。
なぜなら、死にゆく本人も家族も、死がそんなに近しいものとは思っていません。
受容するまでには時間がかかります。
(キューブラー・ロスは死を受け入れるまでの5段階を参照)
そして、最期の瞬間は誰にもわからないので、気づいたら外出を予定していたのに動くことが出来なくなってしまった、家族に確認する前に病状が悪化してしまったということはよくあります。
タイミングを逃がさないように、早め早めの対応を心がけましょう。
それは、後回しにしていい内容ですか?
今、やらなくていいですか?