今日は、沖縄の日本復帰記念日です。全国民で一斉にお祝いいたしましょうヽ(^o^)丿

那覇市で開催される、FJ沖縄祖国復帰立会演説会に、僭越ながら祝賀メッセージを送らせていただきました。



祝    辞



 



沖縄が日本に復帰し41年目の本日『FJ沖縄祖国復帰立会演説会』が、昨年に引き続き開催されますことを、心よりお慶び申し上げます。



昨年は、沖縄に2度ほど訪問させていただきましたが、本年は登壇が叶いませんでしたことを、皆様にはまずもってお詫び申し上げます。



 最も重要で、最も欠けていたこと。それは、誠心誠意を以って真実を語ることではないか。



先日執り行われた、政府主催では戦後初の主権回復式典にさしあたり、



SNSフリージャパン提出の『真の主権回復日である515日を国民の祝日に制定する請願』が参議院で取り上げられ、沖縄県選出の国会議員の先生方よりそれぞれの思いが表明される経緯がありました。



それを踏まえ政府与党からは、(奄美・小笠原・沖縄のお気持ちを共有しなければ なお努力の余地がある)という声明が発表され、428日の『主権回復・国際社会復帰を記念する式典』では安倍晋三首相より、(この日を境に奄美・小笠原・沖縄の施政権が本土と切り離されてしまい、とりわけ沖縄の復帰には20年もの歳月を要してしまったこと。沖縄の人たちに通り一遍の言葉ではなく、その辛苦に思いを寄せることを呼び掛ける)との言葉が込められた謝辞が述べられました。



 一連の流れは、沖縄に思いを寄せ続けられていたこの請願活動が、一定の目標を達成したと評価して良い、大変大きな出来ごとではなかったでしょうか。「FJ沖縄祖国復帰祝賀委員会」の皆様をはじめ、沖縄に思いを寄せていてくださる皆様には、あらためて敬意を表します。



 一方で多くの人たちはこれらの報道により、沖縄県内で(428日は屈辱の日である)と主張しているのが『誰』なのかを明確とし、沖縄と本土で暮らす人たちとの意識の乖離やましてやこの二つを分断するような行為は、戦中戦後の辛苦を乗り越えた先人に対するこの上ない不敬に当たるという思いを、非常に強くしております。



昭和20年のポツダム宣言受諾により、主権が剥奪され連合国軍の統治下に置かれた日本。昭和27年のサンフランシスコ講和条約発効で、国際社会への復帰を果たした以後は、奄美・小笠原と段階を経て、最後に沖縄が復帰を果たしたのが昭和47年のことでした。そして現在でもなお、竹島や尖閣諸島、北方四島など、周辺諸国との領土問題は完全な解決には至っておらず、自主憲法を持たない日本が真の主権国家となるに至っても、未だ道半ばなのです。



この長い歳月の間、困難な状況や辛い場面に幾度となく出会い、悩み苦しみながらも立ち向かった沖縄の人たち。日本の人たち。我々の先人たち。



思い起こしてください。沖縄県護国神社には【日本防衛のために散華された沖縄県のご英霊】 そして 【沖縄防衛のために散華された全国のご英霊】がともに祀られております。



41年前の今日、ともに日の丸を掲げ沖縄の祖国日本への復帰に全国民が歓喜し、国際社会から認められた事実は、先人から私たちへ託された紛れもない勇気です。



現代に生きる私たちがこれに報い、今後の日本を希望に満ちた国にするには、(沖縄を思いともに日本を思う)この二つの思いを一つにすることこそが、そのつとめではないか。【現代の沖縄防衛戦】その本分を果たすには、勇気を以って真実を語り、それを形に現すことこそが何より求められているのではないか。



またそれこそが、いまの日本を生きる私たちの存在意義であるということを、重く受け止めて参りたいと思います。



 最後になりましたが、本日、沖縄県内外よりご参集された皆様、本会開催に向け影日向となりお力添えいただいた皆様、そして何より私たちを温かく迎えてくださった沖縄県民の皆様には心より感謝の意を表し、私の祝辞とさせていただきます。



本日は誠にありがとうございました。



 



平成25515



 



自民党香川県支部連合会 青年部副部長
SNSフリージャパン 香川
工 藤 里 美