かつて俺は、ネットに「魔少年BT」「ゴージャスアイリーン」「バオー来訪者」等のタイトルの小説を書いた。

当時俺が図書館で読んだつげ義春の「ねじ式」が強く影響していたのは言うまでもなかろう。


それはあっという間に新人漫画家がパクるのだが、された直後には忘れていた。

何を言ってるのかわからないだろうが••••••とにかく凄い物忘れだ!


その後すぐに俺は、同じ名義で「ジョジョの奇妙な冒険」を書いた。6部までノンストップでだ。

1部1週間として2ヶ月以上は掛かっただろうか。

そこまで書き終えた俺は自分が書いた事を忘れた。

当時は俺の書いたネット小説が消されてなかったので、たまに検索すると引っ掛かったので、それで思い出すのをたまに繰り返したのだが。


やがてジャンプ本誌での連載が終わるのが決定し 淋しくなるのを感じた俺は、最初に自分が書いたのはすっかり忘れて二次創作のつもりで色々と続きを書いた。

それがジョジョ7部 「スティール・ボール・ラン」であり、「ジョージ・ジョナサン」「オーバーヘヴン」「デッドマンズQ」「恥知らずのパープルヘイズ」「魔中年BT」「岸辺露伴は動かない」等の派生作品の数々であり、「ジョジョ8部」だ。

なんか全部他の人が書いた風にされているが、実は派生作品も含めてぜんぶ俺が書いたものだ。••••••目下のところ。


ちなみに、完結編となる予定の「ジョジョ9部」だけは未だ書いていない。

出るとしたら••••••俺の作品じゃないからどうなるか楽しみで仕方ない。


 もちろんこの記事は、俺のネット小説を読んだことがない人は信じる必要はないし、期待もしてない。




90年代。かつて俺は、流行っていたギャルゲシナリオを書こうと思った。

そしてネットの掲示板に書き上げたのが冨樫義博名義の「てんで性悪キューピッド」だった。


そしてジャンプに全くそのまんまのタイトルとシナリオで勝手に新人が漫画化しよった。


しかし、自分としては適当に書いたそんなに思い入れのない作品だった為に存在そのものを忘れた。

当時もう既に俺の作品は色んな方面に盗まれまくりだったので今更ってのもあった。


当時の俺としては、そんな事を気にするよりも湧き出てくるアイデアを形にする方が先だったのだ。


ちなみにえんどこいち先生のハートフル傑作漫画をネタに書き始めた「幽遊白書」も同じ漫画家に許可なく漫画化された。


やがてそれはアニメされ、ゲーム化までされたので浮き足だった俺は、つい、「幽遊白書」の劇場版シナリオを連作し始めた。


「レベルE」はその後続けて書いたものだ。

後に「HUNTER × HUNTER」 てのも書いたがそれまでパクられた。


当時はタイトルで検索すればGoogle上位に出てきていたものだから編集がネット小説をの存在を知らない訳がない。それに他にも多数の雑誌や作者にパクられてるので当時から編集がグルの可能性は疑っているし、今でもその疑惑は晴れない。

ましてや普通の人なら盗作されてもそれは1本や2本の話だが、俺の場合は多すぎるし常態化してるからね。

逆に、間違えるなんて事はそうそう有り得ない。

脳内ショックの余り、忘れる事はあるけどね。