第三百七十一話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

昨年4月から始まった在宅勤務で出社は月4~5回となったが、出社日の今朝、ついに雨になってしまい、車で駅までダメ妻に送らせた。送ってもらったではなく送らせたである。1年以上ぶりにダメ妻の運転する車に乗ったのである。

 

昨夜の天気予報で朝から本降りとなっていたので、昨夜のうちにダメ妻にメールをしておいた。今日雨だったら駅まで送ってもらう、イヤなら俺が車を使うと通告しておいた。出社の日、俺は6時45分頃に家を出るが、上の子供も雨の日は学校まで車で送って行くので、俺が車を使ってしまったら、子供は駅まで徒歩、もしくは自転車で学校までとなってしまうのだ。なので、ダメ妻は俺を駅まで送らざるを得ないのだった。

 

ダメ妻は俺が朝起きてから、やたらふてくされていたのが見え見えだった。俺もあのバカっぽい態度に頭がきて、家を出る前、玄関でダメ妻に向かって、「何ふてくされているんだよ、だったら俺が車使っていいんだからな」と言ってやった。ダメ妻ははっきりと俺を送るのがイヤだからと言ったので、後ほど久々に長文メールを送り付けてやろうかと思ったが、面倒くさくてメールはしていない。

 

そもそもダメ妻が事故って前の車を廃車にさせた。今の車の手続きで、俺が遠い警察署まで自転車で車庫申請しに行ったり、事故の件で保険会社とやりとりもしたのに、事故を起こした張本人は俺に対して一言も礼はなかったのである。今の車ももちろん俺の給料で買っているわけだし、ここ最近車を2度擦っても補修はせずしらばっくれていた。そんな奴に車を使わなくてもいいと思っている。

 

俺を駅まで送るのが嫌だったら、ダメ妻が経済的に自立し、自分で車を買えばいいだけである。そうすれば俺を車で送ることはなくなる。離婚=経済的自立は不可欠である。詳細を今日書くことはしないが、俺は財産分与を妥協することなく、きっちり自分の分を確保するつもりだが、今はある部分がクリアにならないと、俺が損することになるので、機が熟すのを待っている状態なのである。別に止まっているわけではなく、少しずつ少しずつ熟してはいる。そのある部分がクリアになれば、ダメ妻の経済的自立など関係なく、離婚に向かうことができるのだ。