ダメ妻は先週1ヶ月ぶりにパート先の保育園に行ったが、コロナの影響で園児も少なく、仕事も少ないため、今月いっぱいは有休にしたとのことだ。したがって、今月の出勤は1日だけで、ほぼ休日状態になっている。先日も書いたが、ただでさえ平日の睡眠時間は多いのに、パートがなくなり、さらに睡眠時間は増えたので、ダメ妻にとって今回の新型コロナウイルスは天国のような時間を与えてもらった気分だろう。
これだけ自由な時間が多いのに、俺が在宅勤務になって6週間目になっているが、その間に掃除機を使ったのは4回ぐらいである。あとは、性能の悪そうなノーブランドのクイックルワイパーもどきで床のゴミを取っているぐらいで、掃除機はほとんど仕事の合間に俺がかけている。なぜ1日たっぷり時間がある奴がやらないのか、普通に考えてもおかしいことである。
今日もダメ妻は掃除機もクイックルワイパーもどきもかける様子はなかったので、俺が掃除機をかけた。我が家には紙パック式掃除機と、カップ式のクリーナーがあり、俺は主に後者を使っているが、イヤミを込めて、「1週間もしないうちにずい分(カップにゴミが)溜まるな」と言ってやった。本当の話、クリーナーのカップには1日でもけっこうゴミが溜まるのだ。ダメ妻は俺のイヤミを聞くと、鼻息を荒げて不機嫌な雰囲気を醸し出して2階に行った。緩んだ生活をしていて、やらない人間がよくこのような態度を取れるものだと俺も思わず怒鳴りそうになった。
子供も学校は休校だし、俺もダメ妻も家にいるので、人がいる時間も多くなれば床に埃やゴミも増えるのである。掃除機なんか1日たっぷり時間あるうちの15分?ぐらいである。俺も在宅勤務で毎日忙しいわけではないが、基本用事のないダメ妻がやるのが普通だろう。まあ、ダメ妻は汚くても全く平気なだらしない人間なので、ホコリなんか全くって言っていいほど気にならないのである。