第二十八話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

非常に非常に格好悪い話だが、離婚がひとまず保留になった。離婚調停の日にちまで決まったものの、調停をしなくてもダメ妻が離婚に応じることになり、実際は離婚の時期まで決めていた。離婚協議書もだいたいは作成終えていた。そこまで話は進んでいたが、様々な要因が絡んで状況に変化が出てきたのだ。。

 

俺の見込みも甘かったが、家の名義変更は思っていたよりも労力がかかるため司法書士に委託することになるが、コロナの影響で訪問相談ができない。そもそも住宅ローンの絡みもあり名義変更自体が難しいようだ。

 

コロナの影響で在宅勤務となり、普段以上に時間の余裕ができて、いろいろ考えるようになった。わかってはいたが、改めて離婚によるメリットとデメリットを整理すると、やはりデメリットのほうが多いのだ。

さらにタイミングがいいのか悪いのか、妹の旦那さんよりコロナが落ち着いたら、俺の父親のお祝いをしようと提案があり、離婚はお祝いに水を差すことになってしまう。

 

また、在宅勤務により家にいる時間が大幅に増え、掃除や庭の手入れの時間なども増えたので、改めて、自分で買った家(=自分の城)を手放すのも何となく惜しい気持ちが強くなったのだ。実家より都内・職場に近いし、住環境もいい(緑が断然多い)のも大きい。

 

ダメ妻とは昨夜軽く話をした。そうは言っても、これまでも何度か修復を試みてもことごとくダメだった。正直、今回も毎度のごとく関係修復は難しいと思っているが、崖っぷちまで行きお互い言うべきことは言ったので、それでも夫婦関係が正常化しないのであれば、俺もさすがに踏ん切りがつくと思っている。