第三百十二話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今夜帰宅して、車庫に自転車を止めた後、ドンドンと音が聞こえていた。我が家から聞こえる音だろうと思ったが、やはり上の子供が床を足で何度も蹴っていたのだ。外に聞こえるぐらいなので、知らない人が聞けば何の音か不思議がるだろう。

 

俺は帰宅するいなや子供の部屋に向かい、殴りつける準備もしたが、さすがに自制し、怒鳴りながら子供の頭を手で押さえつけた。そこからは言い聞かせるように俺は叱った。だいたいイライラする原因は決まっているので、「同じことにイライラして、何でそのイライラに慣れないのか?いい加減に同じイライラの原因に慣れろ」と言った。

 

また、部屋の壁、ベッド、クローゼット扉などに穴が開いているのを友達が見れば避けるようになるとも言った。(彼女も部屋に来ることがあるからだ。)結局は、俺も子供のために怒るのだが、この前も書いた通り、バカなダメ妻は上の子供は普通だと自信を持って言い切っているので、子供にこれらの行動に向き合うことはしないのだ。

 

今夜も俺が家の中に入った時、ちょうどダメ妻が2階に向かったので、上の子供の部屋に行ったのかと思ったら、着替えを取りに行っただけだった。つまり、完全に無関心ということだ。何度も書いているが、子供に対し小言すら言ったことがない人間が、子供に向き合って真剣に怒ることなどするはずもない。ダメ妻はダメ親でもあるのだ。