第百四十話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

昨夜は22時頃に帰宅した。リビングにはダメ妻と下の子供は起きていたが、下の子供はゲームをしていた。昨日は終業式だったので、通知票が返されたが、子供たちは2人とも期待外れの結果だった。まあ、当然と言えば当然の結果だろう。

 

子供たちはスマホ(タブレット)、ゲームに割く時間は普通よりは間違いなく多い。ダメ妻がゲームを与えた時から、時間のルールを守らせることはせず、好きなだけやらせてきたので、スマホを持ったら尚更、好きなだけ見るようになったのである。

 

それに伴い、見事に子供たちの成績は下がってきた。俺の亡くなった母親もあの世で驚いているだろう。上の子供はかつて出木杉君と言われた片鱗は微塵にもなくなった。俺の母親は上の子供が小さい頃、「賢過ぎてイジメられないか心配」と半分本気で言っていたほどだ。下の子供も小学校中学年までは、テストは半分以上は100点だった。

 

スマホやゲームなど楽な方に流されたら、流されまくる一方である。もちろん、ダメ妻は子供の将来のことなどは全く考えていないというより、興味・関心がないので、子供のために小言や注意を一切しないのである。そんな母親は極めて珍しいが、バカ過ぎるダメ妻は自らの口で、ダメ妻自身も母親から小言をほとんど言われたことがないと言っていた。

 

俺の小学校時代は、周りで塾に行っている人も半分ぐらいはいたが、俺は塾も行かずほとんど勉強なんかしなかった。なので成績はごく普通だったが、中学になったら自らの意志で塾に行き、本当にそこそこだが勉強をし、成績は3年間でかなり上がり、それなりの高校に受かった。

 

俺の小学校時代の成績と比べ、我が家の子供たちは俺よりもかなり良かったので、その分当時は大いに楽しみにしていたが、今はこの有様である。勉強は本人のやる気次第なので口うるさく言っても無駄である。ダメ妻が子供たちにゲームを好きなだけやらせてきたため、それが習慣となり、今に至ったのだと俺は思っている。