第八十一話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

この10連休、唯一家族全員が1日いる(ダメ妻は毎日いる)のは今日だったが、遠出しても混雑しているところばかりなので、毎年GWに欠かさずやっているBBQをした。家の庭でやるので、トイレもすぐに行けるし、もちろん酒も飲めるので気楽にできるのである。

今週の火曜日は上の子供と買い物、昨日は下の子供とボーリングに行った。ただ、俺にはちょっとした意図があり、両日とも、ついでに俺の通っていた大学を車で通って子供に見させた。子供達はそれぞれ、小学校や中学校などとは全く外観が違うので驚いていた。

俺がわざわざ自分が通っていた大学を子供に見させた理由は、大学を見ることによって勉強をする気になってもらいたかったからである。我が家の子供たちは未だに塾は行ったことがないが、下の子供は今のところは成績はいいものの、上の子供は俺としては心配している。バカなダメ妻は、子供の学習には微塵も興味はないし、勉強のことで子供に小言も言うことは全くない。

このブログの登場人物のところでも書いたが、上の子供は小さい頃は友達の親からも出木杉君と言われたこともあったり、俺の亡き母親も、半分冗談で賢過ぎていじめられないか心配と言っていたぐらいだったが、今はその当時の面影は全くなく、成績もごく普通にまでなってしまった。

元から普通であれば俺もあきらめるが、高い位置から低下を辿る一方なのである。ダメ妻はもちろん、子供のスマホ、ゲームの時間について小言を言ったことは一度もないし、全くの野放し状態なのである。だから俺としては、大学を見させることにより、少しはやる気になってくれればいいという微かな希望を持っているのである。まあ、極めてバカなダメ妻がそこまで子供のことを考えることはないだろう。