第五十三話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

車がない生活は不便だ。今日の午後は特にすることはなく、子供たちも家にいた。どこか行くといっても自転車で行ける範囲に限られるし、わざわざ電車で出かけるような場所もすぐには考えつかない。結局、だらだら家で過ごした。俺は走りに行っても良かったが、今日は真冬並みの気温で明日は暖かくなる予報だったので、明日走ることにしたのである。

結局、車はディーラーで修理する方向になった。一応保険会社と提携していて、通常の修理代よりは安くなるようだったし、ダメ妻は自宅までディーラーに送ってもらったという借りができてしまったので、そこに頼まざる得ない雰囲気になってしまったのも事実である。

それだけに俺が保険会社に電話した際、保険会社の担当者もダメ妻の初期対応について指摘をされてしまった。事故を起こした時にその場で、俺か保険会社か警察に指示を仰げば良かったのである。提携しているディーラーとは言え、やはりディーラーの修理代は一般的には高くなるので、修理代のことだけではないが、ダメ妻の対応は非常に悪かったのである。