第三十八話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

日曜の夕飯は鶏の胸肉のしゃぶしゃぶだった。牛や豚みたいにスライスはできないので、しゃぶ、しゃぶぐらいでは肉に火は通らないが。。鶏の場合はごまだれではく、ポン酢になるのだが、バカなダメ妻は夕飯の支度が終わる寸前までポン酢の残量を確認していなかった。

結局、食べ始める直前にダメ妻はポン酢を買いに行く羽目になった。普通は昼間の買い物時点で、例えば焼き肉にするなら、家に焼き肉のたれはあったかなと気にするものだろう。ましてポン酢なんかは割と使うので、余計に買っても間違いなく賞味期限以内に使い切れるのだ。俺は呆れたので、ダメ妻がポン酢を買いに行く際、マヨネーズもなかったので、ついでに「マヨネーズもねぇぞ。」と言った。バカなダメ妻はブツブツ言いながら買いに行ったのである。

菓子類だけは賞味期限も考えずにアホみたいに買って、常温で保存するものも冷蔵庫で保管するというバカなことをするし、揚げ句の果てに賞味期限を起こして俺が捨てるということを繰り返している。肝心なものは買い置きしないで、どうでもいいものをたくさん買ってくるのだ。本当に主婦力というものがダメ妻にはない。

昨日の朝はプラスチック類のゴミの日だった。割と大きめのゴミ袋にいっぱい入っていたせいか知らないが、もうひとつのスーパーのレジ袋に入ったほうは捨てていなかった。レジ袋のほうは半分ぐらいしか入っていなかったが、普通は捨てるだろう。恐らくバカなダメ妻は2つの袋を持つのが面倒だったのである。

プラスチック類なので袋が大きくても、それほど重くはない。ゴミ出しでさえ、中途半端に済ませてしまうのである。片付けもそうだが、ダメ人間のダメ妻はこういう中途半端なことが多すぎるのだ。結局、昨日の夜にはレジ袋のほうも満杯になっていた。。。