今日、ダメ妻とは関係ないが、タレントの堀ちえみが舌癌でステージ4であることを公表した。21年前、恐らくこの時期ぐらいだったと思うが、俺も母親から卵巣がんであることを伝えられた。その時は、もちろん、かなりのショックはショックであったが、特に涙までは出なかった。
しかし、その後に母親がこたつに入って泣いていたのを見て、俺は確か部屋で少し涙を流したような記憶があった。テレビドラマなどの感動もの以外で、母親が涙を流した姿を見て、俺はすごく悲しくなったのは痛切に覚えている。。。
俺の母親は手術前の段階で生存確率は50%だったらしい。8時間に及ぶ手術も転移していて全てガンを取り切れなかったようだ。だが抗がん剤が効いたようで、そこから16年、再発・手術を繰り返しながら、5年前に亡くなったのだ。このブログでも書いたことはあるが、母親曰く、抗がん剤はやはり辛く食欲もなくなるらしい。しかし、母親は気力で食べることだけは続けたらしい。
しかも、初めての8時間に及ぶ大手術の翌日には、病院内を歩き回って、看護婦に驚かれたらしい。本人曰く、病気でふさぎ込んだら、そのまま終わってしまう気がするので、辛くてもなるべく普段通りの生活をしようと思っていたようだ。「病は気から」
とあるように、強い気力持つことにより病と闘えるということも多少はあると思う。
それと比べダメ妻は、この前の土曜日、日曜日にも書いた通り、パートで土曜出勤したぐらいで、重病人みたいにぐったりして、無気力オーラが全開になっていた。たいして具合が悪いわけでもないのに重病人のようなオーラを出す。(その割に普段通り食べて酒も飲むのである。)
自分の親とは比較はしたくないが、俺の母親とダメ妻の気力の違いが、あまりにかけ離れた大きさなので、余計にダメ妻の人間性について俺は軽蔑するのである。要はダメ妻は自分に、極めて甘すぎるのである。