第百二十九話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日、子供たちは地区のイベントがあってので、夕方前からふたりともそれぞれ友達と出かけた。家には俺とダメ妻のふたりきりになったが、もちろん話をすることなどなかった。エアコンの効いているリビングで、ダメ妻とふたりきり、同じ空間にいるのはかなり不快になると思ったが、ダメ妻は2階に上がった。

ダメ妻は何をし始めたかと言うと、屋根裏の子供の小さくなった服の整理を始めたのだ。今日も日差しは出ていて30℃は越えていたし、真夏の屋根裏の温度は半端ではない。なぜ、こんな暑い日に好んで屋根裏の服の整理をするのか理解できない。

めっ~~たに整理整頓なんかしないダメ人間だし、別にこんな暑い今日にやらなくていけないというわけでもない。それなのに今日やろうとする意味が本当に謎である。やはり、どうしようもないバカなだけに、行動もアホなのである。

首にタオルをかけて1階に下りてきたダメ妻は、かなり暑そうだったが、今度はエアコンのない和室で、また服の整理をしていたのである。かなり疲れ切った雰囲気で夕飯の支度を始めていたし、夕飯後は無気力オーラがかなり漂っていた。こんな姿を見て俺は本当に鼻で笑いそうになった。

今週は火曜日から気温は下がるようだ。俺だったら、こんな暑い日を選ばず、気温が高くない日を選ぶ。まあ、バカなダメ妻は時事ネタには興味ないので、先の天気なんかも把握していないのである。