第百二十七話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

上の子供は新学期になり早速テストが続いている。明日は英語のテストがあるようだ。月曜日に英語のテストのことを俺は知ったが、事前に配布された100の単語から何十問?が出題されるとのことだが、子供は半分ぐらいしか覚えていないと言っていた。
でも、勉強するというか、覚える意志がなかったので俺は怒った。努力するいう姿勢が全くなかったからである。

事前に問題がわかっていて、覚えれば覚えるだけ点数が良くなるわけだから、火曜、水曜、木曜で10個ずつでも覚えれば、単純に8割は覚えたことになる。俺は子供に正解率が8割いかなかったら、Youtubeを見るのも制限するぞと脅した。数学は5なので、やればできるのは俺もわかっている。

それを聞いていたダメ妻は、もちろん俺の発言に対し、反論的なこと小声で独り言で言っていた。「それぐらいのことで」みたいなことを言っていた。つまり、それぐらいのテストの結果で、Youtubeを制限するなんてやりすぎだと言いたかったのだろう。まあ、ダメ妻は努力や頑張るという言葉は無縁なので、子供には別にそこまでやらなくていいという考えなのである。

そして今夜、夕飯後に上の子供は軽く勉強を始め、9割ぐらいは覚えていた。できなかったところを再度見直しをしていたので、俺が課したノルマは間違いなくクリアできるだろう。もしクリアできなくても努力はしたので、Youtube制限令は取り消すつもりだ。俺はそれを子供にわかってもらいたいのだ。