第七十九話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日は直帰して早めに帰宅した。暗くなってきたので、俺が雨戸(シャッター)を
閉めたら、上の子供が足を床にドンと叩きつけた。子供はテレビでビデオを
観ていたが、雨戸を閉める時のわずかな時間の音に頭にきたようである。

もちろん俺の怒りを買った。当然だと思う。親に対しての態度ではないし、
ビデオなんだから聞こえなかったら戻せばいいだけである。俺は口頭で
怒っただけだが、子供を徹底的に甘やかすバカなダメ妻は俺の発言に
首をかしげていた。

バカなダメ妻は、これまで腐るほど、子供に対して散々甘やかしてきたので、
子供の言葉遣いで怒ることなど、ほとんどないに等しい。だから、ダメ妻は
これまで子供に攻撃・口撃されたりしたのだ。要は今夜のことも、ダメ妻は
全然子供は悪くないと思っているのである。

俺は思わず、「首をかしげているバカもいるけどよ。」と子供に向かって言った。
もちろん、バカなダメ妻に対しての発言である。ダメ妻は台所にいたので、
もろにそれを聞いていた。俺はダメ妻と口を利くつもりは、もう全くないので、
どうしても必要なこと以外は口を利くことはない。