第二百五十話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

クリスマスまで3週間を切っているが、プレゼントに絡むことでちょっとした
問題になっている。上の子供が欲しいのはポケモンのDSソフト(新作)である。
しかし、上の子供の3DS本体は一部壊れているようで、新しく本体を買い替える
必要があるのだ。

3DSではなく、2DSでいいとは言っているが、本体価格は約1万円である。
クリスマスプレゼントを買うのは毎年俺だが、俺の予算をかなりオーバーする。
下の子供と金額的に釣り合わなくなるからだ。別に予算にはこだわっていないし、
それぐらいの金額は全く問題ない。理由は後で述べることにする。

俺は子供にDS本体ではなく、ソフトをプレゼントにすると宣言した。すると、ダメ妻は
ダメ妻の親に買ってもらえばいいと子供に言ったのである。また安易に子供を
甘やかして、自分の親に買ってもらおうと考えるのである。もし、そうすればDS本体と
ソフトで合計1万5千円になるのである。

もちろん金額の大小にそこまでこだわっていない。問題なのは、1つのソフトをやる
ためにわざわざ本体を買うという、実に無駄な買い物に俺は反対しているのだ。
スイッチを買ってから、ほとんどDSはやっていないのだ。しかも、下の子供のDS本体は
問題ないので、最悪はそれを使えばいいのである。

ただ、それを言ってもダメ妻は、例のバカっぽい独り言をブツブツ言っていた。恐らく、
買ってもらえるのだから関係ないというようなニュアンスだろう。バカなダメ妻は、
いくら人の金とはいえ、そういう無駄な金の使い方を気にしないのである。
そういう意味で俺の給料は全額俺が管理しているのは正解だと思う。こういうバカな
人間に主要口座の管理など任せられるはずがない。