第百三十二話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今夜は7時ぐらいに帰宅した。もちろん、外はまだ明るかった。
庭のミニトマトはいくつか収穫できるものがあったが、案の定ダメ妻は採って
いなかった。しかも、水やりもやっていなかった。

ミニトマトは下の子供が採ってくれて、俺は夕飯前に水やりをした。
本来ならダメ妻がやることだが、やるべきことをやらず、適当に生活をする、
俺は仕事帰りの帰宅後に水をやる、本当にダメ妻はだらしない人間である。

今夜、リビングには毎日のことだが、ダメ妻のスリッパがだらしなく床に放置
されていた。しかも、ちょうど通り道のとこで、非常に邪魔だった。
だから俺は蹴飛ばして、さらにスリッパは左右別々のところに散っていった。
片方は敢えてわかりづらいところ、カーテンの下に蹴飛ばした。

ダメ妻は寝る前にスリッパに気づき、自分のイスの下に戻したが、片方だけだった。
カーテンの下にあるもう片方のスリッパには気づいていないようだ。
まあ毎日毎日、だらしないダメ妻は、だらしなくスリッパをリビングの床に放置
するものだ。こういうだらしない性格なので、来客の靴も揃えることはしないのだ。

子供の友達が遊びに来て、靴を揃えるのが夫の俺という家庭も珍しいと思う。
それだけダメ妻はだらしない人間なのである。