第百一話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

母親が亡くなり、妹が結婚し、家を出た2015年の4月以降、父親が独り暮らしに
なってしまったため、話し相手も兼ねてほぼ毎月実家に行っている。我が家から
車で30分もかからないし、時間も早めの夕食という感じである。いつも行く時は
我が家全員で行っている。

今月は一度も行っていないため、今週の土曜日にでも行こうかと考えていた。
ところが昨日カレンダーを見たら、いつの間にかダメ妻の家族が来ると書き込まれて
いた。確かに今月は1度も来ていないが、ダメ妻は何が何でも意地でも毎月1回以上は
ダメ妻の家族を我が家に来させようとするのだ。

ダメ妻の実家はダメ妻の両親、社会人経験ゼロ&無職&未婚&親のすねかじりの姉、
母方の祖父と暮らしているので、俺の父親と比べれば、そこまでして毎月会う必要も
ないと思う。実際、俺の実家に行く頻度は妹が結婚してから、多くなったのだ。

しかもダメ妻の家族が来る時は、昼食、夕食も一緒なのだ。なぜ毎月来るのに2食も
一緒なのか本当に迷惑である。ダメ妻もそうだし、来る方も全く遠慮がないのである。

今年の子供の運動会で俺はとうとうビデオを撮るのをやめた。運動会のビデオは
撮っても後で観ないからである。だったら画面越しではなく、生で見る方がいいと思った
からである。子供も撮らなくていいと、俺以上に否定していた。

ところがダメ妻は自分がビデオを撮ると言った。理由は子供の思い出を残したいから
ではなく、自分の親に見せたいからという理由だった。結局、子供のためではなく、
自分の親のためなのである。我が家のビデオはSDカードをPCに入れて、ファイル名を
変えてしまうと、ビデオ本体でファイルを再生できない。ダメ妻はPCでビデオを再生
させることができないので、嫌がらせでファイル名を変えてやろうかと思ってしまう。(苦笑

まあ、俺は先月に続き、ダメ妻の家族が来る日は出かけるつもりである。