第七十話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

昨日のダメ妻の靴下は、ピンクが目立つキャラクターものだった。
何のキャラクターかはわからないが、俺は見たこともない。とてもじゃないが、
大の大人が履くような柄でもないし、あんなのは小学生や幼稚園児が履く
ような靴下だった。ダメ妻が履いているのは初めて見たが、余りの柄に
俺はめちゃくちゃひいた。。。

ダメ妻の服のセンスは悪いということは前にも書いたことがあるが、今回の
靴下は俺的にはかなり強烈だった。パジャマも何かのキャラクターものを
1着だけ持っているが、ダメ妻の場合、普段のバカぶりから、こういうのを
身に付けていると、さらにバカさが増して見えるのである。

さらに昨夜寝る前、下の子供がふざけてダメ妻にやったことなのだが、
くしゃみをする時、口を押えずにわざとダメ妻の頭の側でやったのである。
もちろん、多少の唾は飛んだし、上の子供も「あ~、汚ねぇ」と言っていた。
当のダメ妻はと言うと、ほんの少しは口で怒っただけで、子供たちは笑っていた。

普通の親なら、いくら冗談でもやっていいことと、悪いことは区別して怒る
べきだが、子供を徹底的に甘やかすダメ妻は、そういうことはしないのである。
ただ寝る前だったので、ダメ妻は子供を怒って寝る時間が遅くなることを
避けた可能性もある。普段夜9時に寝る人間にとって、ダメ妻は何よりも寝ることが
一番大事なのである。本当にどうしようもないダメ人間である。