第六十三話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今回の出張は最悪だった。高速走行中に覆面に捕まった。片側2車線80kmの
制限速度に対し102kmで22kmオーバーだった。警察官に何km出ていたと思い
ますかと聞かれて、120kmぐらい?と言うと、それだけ出ていると免停だと言われた。
やばいなと思い、パトカー内の記録を見ると102kmだった。

実際は120~130kmで走っていたが、スピード測定する時に、ちょうど俺がブレーキを
踏んだらしい。確かに対向車にパトカーが見えて無意識にスピードを落としたのは
覚えている。不幸中の幸いと思い込むようにしても、やっぱり悔しいし運が悪い。
スピード違反は3回目だが、どれも運が悪い。1度目は40kmに対して61km、2度目は
国道片側2車線の50kmに対し71kmだった。

俺は高速では普段覆面には、かなり警戒はしていた。走っている車が少ない時に
スピードを出している時は、地元ナンバーのセダンを抜かす時に、運転席をチラ見
するようにしているが、100%見るわけではない。昨日も多少はチラ見していたが、
たまたま覆面を見逃してしまったようだ。。。普段から気をつけていただけに実に悔しい。

昨日の朝、ダメ妻が洗っていない家族共用のコップを、ただ水をかけてゆすいだだけで、
皿拭き用の布巾でコップを拭いた。俺的にはあり得ないことだ。普通、皿拭き用の
布巾は洗った食器類を拭く時に使うものだと思っている。食事の時に口をつけたコップを
水でサッと流しただけで、布巾で拭くのである。ダメ妻は基本的に汚いという感覚が
普通の人より明らかに劣っているのに加え、超面倒くさがり屋なので、適当なのである。

今回の出張は行きと帰りで自宅からの駅が違ったのでダメ妻に車で送り迎えをして
もらった。今日の帰り、車庫入れはダメ妻の苦手な方向からだった。でも、今日は何度
切替しても、ぶつかりそうになり、ダメ妻は俺に変わってくれと言った。
10年以上も運転しているのに、未だに自宅の車庫入れが満足にできないとは実に
情けない。確かにダメ妻の運転レベルは全く上がらず、今に至っているのだ。

まあ、ダメ妻は進歩どころか、いろいろと劣化する一方なので、車の運転もそうなのだろう。
俺が一番気になるのは、ダメ妻が曲がり角で曲がる時に、スピードを完全に落とし切らずに
歩道まで車を出すことである。自転車が来たらぶつかる恐れもあるが、俺は敢えて注意は
しない。何かあった時はダメ妻が自分で責任を取ればいいからである。