第五百六十四話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今夜帰宅すると、毎度のことだがリビングの床は散らかっていた。その中に
下の子供の習字道具や書き終えた半紙なども床に放置されていた。
俺が風呂に入っている時、既に風呂から上がっていた下の子供が習字道具を
洗面所で洗い始めた。しかも、パジャマを着て洗っていた。

俺からすると風呂から上がってきれいな状態なのに、それから墨で汚れる
習字道具を洗い始めるのは明らかにナンセンスだと思っている。しかも、
パジャマにも跳ねる可能性もあるのだ。

そもそも子供が学校に帰ってから、いくらでも洗う時間はあったし、習字道具や
半紙が床に放置されていれば、いくらバカなダメ妻でも習字道具を洗う必要が
あることは認識していたはずである。それなのにダメ妻は放って置いて、
わざわざ風呂から上がってから洗うことになってしまったのだ。

まあ、ダメ妻は風呂上りに習字道具を洗うことなど、何とも思っていないだろう。
俺が子供に風呂上りに洗うことを注意したことも、ダメ妻は口うるさく思っている
だけだろう。ただ、一般的には俺の言っていることの方が正しいと思う。

さらに子供が寝る前に食卓の上を片付けるように注意した。前にも書いたが
我が家のテーブルは6人用で大きいため、食事と関係ない物をいろいろ置いている。
俺は子供に友達の家や俺の実家のテーブルにこんなに物を置いてるかと言い、
我が家は変わっているということを言った。

子供にはだらしな過ぎるダメ妻のせいで、常識を知らずに育ってもらっては困るので
ダメ妻がいかにだらしないということを伝え、ごく普通の常識を俺は子供に教える
必要があるのだ。