第四百八十二話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今日は眠い。ダメ妻のせいである。俺が4時前にトイレで目が覚めた。
普通ならそこからまた眠れるのだが、ダメ妻のいびきがうるさかった。
最近はあまり聞こえなかったが、今日はひどい方だった。
俺もいびきをかく時があるので、仕方がないのだが、今朝方のダメ妻の
いびきは変わっていた。

普通、いびきをかく時は仰向けで寝ている時が多いと思う。俺もそうである。
しかし、今日のダメ妻は横向きで寝ていたのである。それでもいびきを
かいていたのである。俺の隣は上の子供が寝ているが、俺は足を伸ばして
ダメ妻を蹴ったり、子供の手を取ってダメ妻にぶつけたりしても、またすぐに
いびきをかくのである。

そうしているうちにイライラが募り、眠れなくなってしまったのである。
それでも普段起きる時間までに多少は眠れたが、明らかに睡眠不足である。
横向きで普通にいびきをかくダメ妻、俺はかなりびっくりした。

そして朝、下の子供が朝ごはんを食べる時、テーブルが汚れていた。
ダメ妻は食事前にテーブルを拭くことはほとんどしない。昨夜の拭き残しだろう。
子供は怒って、ダメ妻にテーブルを拭かせた。ダメ妻はテーブルを拭く時でも
ものすごく雑なので、拭き残しは当たり前で、逆にきれいに拭くことなんか、
ほとんどない。毎晩、明りに反射してテーブルの汚れが映るのである。

それにしても寝バカダメ人間のダメ妻は、毎晩た~~っぷり快眠できて、
毎日快便だし、だらけた生活をしているので、ストレスとは全く無縁なのだろう。
そして毎日しっかり食事をしていれば、そりゃ肥えて子供に「デブ」とバカに
されるだろう。