第四百十六話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今夜、普段は全く観ないNHKのクローズアップ現代で「キレる妻におびえる夫」
というのが放送されていた。俺は番組の冒頭しか観ていないが、俺から言わせると、
男が弱く情けなくなってきているとしか思えない。
夫側の離婚の原因でも妻からの精神的苦痛が2位になっているらしい。結局、
妻に言われ放し、怖いなんて思うこと自体が信じられない。男としてというよりも、
相手にそこまで言われて、自分の意思・意見を言えないことが情けない。

俺もダメ妻からは精神的苦痛を受けている。ただ、それは暴言などではなく、
ダメ妻のだらしなさ、バカさにストレスを感じているのである。最近はそうでもないが、
一時期は同じ室内にいるだけで強烈な嫌悪感が沸いてきたり、胃が締め付けられる
ような感じになったりしたこともある。今は全くの赤の他人と思い込めるようになり、
嫌悪感はなくなったが、ダメ妻のだらしさなやバカさに胃がムカムカすることはある。

嫌悪感については、こういうことである。例えば電車の中で見ず知らずの人間を
嫌いになったりするかと言ったら、特に迷惑行為をされない限り、何とも感じないだろう。
つまり俺もダメ妻に対しては、全くの赤の他人と思い込むことで、精神的苦痛を少し
緩和させることができているのである。全くの赤の他人なので、視線を合わせることも
しないのである。(必要最低限な会話というより、主に
単語は言うことはあるが。。。)

この前の土曜日に食べたチータラの残りが冷蔵庫にしまっていなかった。裏面には
「開封後は冷蔵庫に保管し、3日以内で召し上がって下さい。」と書かれていた。
チーズ系の発酵食品である。しかも梅雨の時期である。土、日、月、火と常温といっても
25度以上になる時もある。今日の夜、子供が食べる時にそのことを気にしたら、
ダメ妻は別に大丈夫と言った。まあ、バカなダメ妻は食べ物の管理は全くできない人間
なので、バカなダメ妻が言う資格はない。

そもそも、ダメ妻がだらしないため、冷蔵庫にしまわず放置していただけなのである。
別に冷蔵庫にしまわなくても平気だとは俺も思ったが、念のため俺がニオイを嗅いで
異変はないか確認してから食べた。だらしないダメ妻は賞味期限も全く気にしないし、
カビもホコリも気にしない人間である。もし、食中毒が起きたらダメ妻のせいである。